2011-08-14 07:13:12

典型的な事例

テーマ:メディア関連

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三橋貴明の新刊、続々登場!

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2011年8月22日 藤井聡、中野剛志、三橋貴明の三名が京都に集まり、トークセッションを開催致します。
【2011年8月22日 ふたば書房・主催 飛鳥新社・共催 トークショー「未来を変える 希望の政治へ」 】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_34.html#Aug22

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NEW!チャンネルAJER更新しました.

『ティーパーティー恐慌』三橋貴明 AJER2011.8.9(1)
『ティーパーティー恐慌』三橋貴明 AJER2011.8.9(2)

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2011年8月1日 麻生太郎政経セミナー 再生リスト

【参考】 2011年8月1日 麻生太郎政経セミナー 資料

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 お盆休みのはずが、本ブログのUU数が減っておりません。と言うか、むしろ増えています
 UU数を時間帯別で見ると、相変わらず12時-13時が他を圧倒しています。もしかして、今年はお盆休みがない企業が多いのでしょうか。


 なかなか衝撃的な「ネタ」がありましたので、本日はこの話題を(情報提供「とくそん」様)。


復興債償還、所得・法人税などの増税で…石破氏
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110812-OYT1T00766.htm
 自民党の石破政調会長は12日の記者会見で、東日本大震災の復興政策の財源について、「復興債で一度、政府が吸い上げた後、『基幹3税』のうち消費税を除く部分から(増税して償還に)充てていくべきだ。返済期間は、建設国債の60年とは言わなくても、かなり長い期間(が必要)だ」と語り、消費税を除く所得税、法人税などの増税で賄うべきだとの考えを示した。(2011年8月12日18時49分 読売新聞)』


石破茂政務調査会長 記者会見 平成23年8月12日(金)
http://www.jimin.jp/activity/press/chairman_prc/113451.html
(前略) 財源の点においても、政策理念の点においても異なる方とは組めないのであります。その上で復興財源についてどう考えるか。そのお金をどうやって得るか。増税と言う形で、5年程度の短い期間でやるという考え方に私は賛同しておりませんし、党内にも賛成者は少ないのであります。ではどうやって賄うか。借金をして賄うのであれば、復興基本法にも定めてありますが、返済のスケジュールについての明示が必要であります。
 現在企業においては内部留保が多いのであり、それをどう活用するか。一端復興債という形で買って頂きそれを活用するか。投資、消費が不可逆的になった段階で、基幹三税の中で消費税を除くものの中から充てていく。返済の期間についても5年というのは短いものであると考えています。建設国債的な意味合いがあるのであって、建設国債のように60年とまでは言わないまでも、5年はあまりに短い。復興債については、被災を受けていない地域、被災を受けていない世代においても負担をするべきであると考えます。復興についての財源は、増税かそうではないかで大きく異なってきます。財源はいきなり増税だと言う方がなると、協議は難航するのではないか。(後略)』


 確かに、読売新聞は「嘘」は書いていません。それにしても、あまりにも酷い見出しです。


 石破政調会長の発言を要約すると、
「五年間といった短い期間の復興増税で財源を賄うことは、自分も賛同しておらず、自民党内にも賛成者は少ない
投資、消費が不可逆的になった段階(日本経済がデフレから脱却し、成長路線に後戻りしない形(=不可逆的)で乗ったら、という意味だと思います)で、所得税、法人税を充てるが、五年は短すぎる」
「復興は建設国債的な意味合いがあり、将来の日本国民が少しずつ負担するべき」
 となります。


 はっきり申し上げまして、石破政調会長の発言は、わたくしが本ブログで主張していることとほとんど変わらないわけです。


 今回の東日本大震災が百年に一度のものというのであれば、「百年償還」の復興目的の建設国債を発行すればいいのです。日本経済がデフレから脱却し、名目GDPが健全に成長していけば、復興の負担は年で「ならす」と極めて小さいものになります。


 無論、名目GDPが成長していけば政府の自然増収が望めますので、別に増税をしなくても償還は可能でしょう。とはいえ、インフレ率が健全な範囲を上回る状況に至れば、わたくしにしても増税に反対しません。と言いますか、むしろ、
「政府はさっさと増税しろ! 公共投資は減らせ!」
 と、現在と真逆のことを主張し始めることになるわけです。

 そういう意味で、石破政調会長の「投資、消費が不可逆的になった段階で増税」という言い回しは、これまで自民党内で強硬に増税を主張していた人を「助ける」ことができ、なかなか上手いと思います。まさに藤井聡先生の言う「オルタナティブストーリー」になっているわけです。

 オルタナティブストーリーとは、「ドミナントストーリー」に基づき主張をしていた人たちを「助ける」ことができる、彼らの主張を包含する「代替的な物語」のことです。

 誰でも、それまでの主張を百八十度反転させるのは、辛いものです。わたくしが頻繁に、
「環境が変われば、ソリューション(解決策)も変わる」
 と書いているのは、現在、ドミナントストーリー的な「間違った主張」をしている人たちを、救済する必要があると考えているためです。さもなければ、それこそイデオロギー的に「間違った主張」を繰り返す人たちが消えず、事態は一向に好転しないでしょう。


 上記の「麻生太郎政経セミナー 」において、麻生元総理が以下のことを述べられています。(「その9」から「その10」です)


『(前略)なぜ僕が国債にこだわるかと言うと、増税は間違いなく人々の気持ちを冷やしますから。97年の橋本内閣、3%から5%に消費税を上げて、増税、社会保障を含めて9兆円上がるはずだったんだから。
 全然、上がりませんでした。増えたのは消費税、だけ。あとは軒並み減った。
 あれが、あの時の歴史ですよ。学んでもらわなきゃいかん。
 したがって、増税、今ではありません。いずれ財政再建はやらねばならない。当たり前のことです。しかし、GDPが今のまま500兆だから、比率が何パーセントと言うけど、仮にGDPが今よりもどんどん、どんどん増えていって、景気が2、3%上昇して、今のディフレーションが、2%くらいのインフレーションに変わったら、世の中の景色が一変しますよ
 そういったことが起きるように、政府が投資、政府が指導、政府が経済成長戦略を考えるべきなんですよ。僕はそこのところが(注:民主党について)一番間違っていると思う。(中略)
 自由民主党が政権を取った場合は、間違いなく、自由民主党がやることは、まずは景気対策。資産デフレによる不況からの脱却。そのためには財政出動です。これ以外に他に、方法が無い。これはもう、物凄い勢いで非難されようとも、これは断固として、日本が非常事態を脱却するためには、これ以外には方法が無い。そのためには、叩かれようと何しようと、これ一本で強引に進める政治という力がいるのだと、私共はそう思っています。(後略)』


 ポイントは、麻生総理が「自由民主党が政権を取った場合は」と仰っているところです。わたくしはもちろん、総理の講演を生で聞いていたのですが、この「自由民主党が政権を取った場合は」のところで仰け反ってしまいました。
「総理! その言葉を使っていいんですか!」
 と、思ったわけです。

 とはいえ、石破政調会長の発言を読む限り、自民党内でもある程度のコンセンサスは取れている、あるいは取れつつあるようですね。


 無論、自民党がアピール下手というのは間違いありません。それにしても、上記の石破政調会長の発言を受け、
復興債償還、所得・法人税などの増税で…石破氏
 などという見出しを、読売新聞のような大手紙がつけるわけです。日本の「情報の歪み」たるや、まことに恐るべき水準に達しています。これでは、有権者が「正しい情報」を元に判断するなど、とてもできそうにありません。

 結局のところ、日本の「情報の歪み」の問題を解決するには、国民一人一人が情報リテラシー(読み取り能力)を高め、上記の「正しい情報」を自ら他の人に伝えることで、マスコミの異常性を是正していくしかないわけです。


 幸いなことに、わたくしたちにはインターネットという武器があります。また、コミュニケーションの中で最も信頼性が高いのは「口コミ」です。
 せいぜい、これらの強みを活用させていただくことにいたしましょう。



読売新聞の見出しに、改めて愕然としてしまった人は、↓このリンクをクリックを。

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コメント

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20 ■無題

>三橋さん
取り上げて頂きありがとうございます。

>心当たりのある方
とはいえ、これもまたインターネットの奥深くにある真実というわけではなく、自民党サイトで普通に公開されている情報です。メディアの情報が歪んでいることは、既知なのですから、彼らの"報道しない自由"や"ミスリードを誘う要約"や"根拠を提示しない感想"を鵜呑みにした批判は避けたいところです。
また、私にしてもできるだけ一次に近いソースを追うようにしていますが、足りていない際にはご指摘頂けると幸いです。

では

21 ■日本経済の実力、読みました。

後半の内容の所の、経常収支赤字の可能性についてですが、
貯蓄-投資=経常収支
の公式で、投資を増やしても、その材料(鉄とかエネルギー)がすべて国内で賄われるなら、経常収支って赤字にはならないという理解でよいのでしょうか。
つまり、材料は国内の都市鉱山で賄い、自然エネルギーやメタンハイドレードが利用できるようになれば、GDPが増えて、経常収支も赤字になる事はないという事でいいのでしょうか。

22 ■無題

と、書いたところで>14の記載が。

先日も書きましたが、あなたの理論では「麻生太郎は2008総理就任当時、既にメディアが上げ足をとることがわかっていたにも関わらず、それに対処できずに自民党の支持率を落として民主党政権を誕生させた戦犯」になります。
# いや、そうだと思っているならそれでもかまわいませんが、それならばちゃんとそのようにも主張してください

個人の表現の自由を奪う気はないのだけど、そろそろ自重することをお勧めします。

23 ■altさま

>自分が正しいと考えていることを否定されれば、自分自身を否定されたと感じ取ってしまう可能性があり

小人はそうでしょうね。

>人間である以上、感情面を無視することはよしとは思えません。

小人だけの世の中を肯定されてもよいですが、私的には君子・大人が尊敬され、皆がそれを目指し、少なくともそれなりのポジションの方々にはそれが要求される、そんな世の中の方が良いような。

24 ■地上波でない方が面白い番組が多いというテレビの現状を考えると、既得権益やら何やらで構造的に重大な問題があると考えざるを得ない。

宮崎哲弥氏が最近、「メディアは公共性というものをはき違えている」と某番組で喝破されていましたが、日テレの朝の帯番組「ZIP!」などを見ていても、毒にも薬にもならない(何処からもクレームが来ない)ような、当たり障りのないコメントしか発しない数合わせの芸能人(非専門家・タレント)が余りに多いと感じます。
まるで事前に打ち合わせや台本でもあるかのような(あるのでしょうけれど)、決まりきった優等生的なコメントに価値などありません。
ロボットが割り振られたセリフをしゃべっているみたいで気持ち悪いです(池上某の番組や笑点の大喜利みたい)。

>仮にGDPが今よりもどんどん、どんどん増えていって、
>景気が2、3%上昇して、今のディフレーションが、
>2%くらいのインフレーションに変わったら、世の中の景色が一変しますよ

「今までの閉塞感は何だったのか・・・・・・」というくらい、これまでの景色が一変すると思います。
それこそ世界中が羨むほどに・・・・・・。
経済政策が原因で倒産、自殺しちゃうケースもあるのだから、これを間違えることは売国政治家と同様に罪が重いです。

橋本元総理はご本人も反省の弁を述べられていたし許します(あの当時は誰も分かっていなかった)。
小泉&竹中ラインは「歴史(高橋是清)」どころか「経験(橋本政権の失敗、小渕政権の成功)」にすら学ばなかった点で罪深いですが、あれもまあ仕方がない面はあるでしょう。

しかしながら、現在は少し調べれば「正解」がそこらじゅうに記されているわけですから、それらを拾って吸収、自身の政策として掲げられないのはセンスがないと言わざるを得ないです。

25 ■一方通行は良くないので。

村山さんは95年の所得税 の恒久減税以外にも、94年に5.5兆円規模、95、96年にそれぞれ2兆円規模(95年は3.5兆円の恒久減税+特別減税2兆円の5.5兆円規模と前年と同規模)の特別減税を行っておりますが、全て定率減税 であり、左翼 の風上にも置けない野郎ですね、といわれるべきなのは村山さんでしょう。 まぁそれはええとして、93年ベースでみれば、97年の消費税率 の変更は消費者 の実質租税負担を上げてはいないどころか、97年、ただ1年を除いてはむしろ特別減税分低下しているわけです。97年もほぼフラットであまり増えてはいない。仮に減税と増税 の乗数効果 を同等と見るのであれば97年の経済成長 の下押し効果は、95年から96年に成長率を先食いした結果だ、というだけの話です。まぁ消費税 と所得税 の関係から、むしろ中所得者以上が優遇された税制 改革といえるので、限界消費性向の違いはあると思いますが、ここでは主題ではないでしょう。98年には橋本内閣 下で2度にわたる2兆円規模の特別減税が行われ、合計4兆円が、さらに99年には同規模の恒久減税へと移行しています。本当にどうでもいい情報ですが89年の消費税 導入でさえ、3兆円規模の所得税 の減税、2兆円規模の物品税の廃止、2兆円規模の法人税 の減税で、ネットでの税は減収となっています。


私にはこのような知識は有りませんから、コピーです…。

26 ■民間最終消費にみる駆け込み需要

mas.36 様

丁寧なフォローありがとうございます。

さて、仰られるとおり、消費税増税時の実質租税負担は殆ど増えなかった。消費税を上げても税収は増えなかったというのという言葉の裏返しですから、当然、私も認識しています。

また、97年4月当時、恒久減税が継続していて、租税軽減策が行なわれて、それにより景気回復しつつあったということも認識しています。

そして、先ほども述べたとおり、消費税率があがり、他の税率は変わらない96年と97年を比べて税収は下がった。

これは1%2兆円の効果があるはずの増税効果から考えれば4兆円の減収が景気後退の影響で起きたということになります。

駆け込み需要による影響はもちろんありますし、97年の1から3月の民間最終消費が98年の1から3月を比較したもので1兆6333億下がっていることからも明らかですが、この1兆6333億の民間最終消費が落ち込んだことで4兆円もの減収になることはあり得ない話しです。

やはり相当に消費税増税が消費マインドを冷やし、景気が悪化したと判断する以外に合理的な解釈はできません。

なぜ財務省が、極度に消費マインドを悪させ、税収が落ち込む可能性が高い税目に固執するのかの方がむしろ気になります。

27 ■コミンテルン

>なぜ財務省が、極度に消費マインドを悪させ、税収が落ち込む可能性が高い税目に固執するのか

コミンテルンが国の中枢にまで入ってしまっているから、というのはどうでしょう、大東亜戦争のときのように。 陰謀論はあまり好きではないのですがこれぐらいしか説明がつかない・・・。

28 ■26様 27様に賛成

>なぜ財務省が、極度に消費マインドを悪させ、税収が落ち込む可能性が高い税目に固執するのかの方がむしろ気になります。

回答1 財務省はこの程度の因果関係もわかっていない。

回答2 分かっていて、わざと税収落込みを狙っている。理由は、政治が極左反日親韓勢力にハイジャックされている様に,ほぼ全部のマスコミも反日の牙城となり、義務教育は日教組が占拠しやりたい放題、経済界の一分も反日、そして官庁も反日左翼が浸透しているから。

29 ■陰謀論はあまり好まないのですが・・・

 ここで自分自身が「増税したくてしたくて仕方ない財務官僚であったら」どんなマスコミ操作術をするか というのを考えてみました。
鳩山、菅両内閣の堕落ぶりを見ても分かるように、民主党内から如何なる人物を選ぼうとも、国民から見放されるという空気が蔓延している以上、民主党内の増税原理主義者をひも付きで支援しようとする事はないでしょう(読売新聞は実際問題として民主党を完膚なきまでにこき下ろしており、もはや民主党には期待していない という印象)。
 むしろ政権交代で次期政権与党となるであろう自民党内の増税派へ働きかけを強め、この中から総裁を選ばせるような世論誘導をすることを考えます。となれば、我々のすべき事は平成19年に起きた『麻生陰謀説』のようなことを繰り返させないようにネット、口コミを主体とした情報戦を展開するに限ります。
 あの時と比べて既存マスゴミの権威も格段に低下しており、むしろ今こそが情報の歪みをただす絶好の機会であると言えましょう。

30 ■推論ですが。

当然、増税して所得を強制的に減らされて消費が増えるはずが有りません。


ただし、この97年の事例で重要な点(私的にはですが)、国民の先行き等に関するマインドを、政府が意図的に誘導なり調整するのが、いかに難しいかの証明だからです。

つまり、数字で見た様に、増税分以上の減税で増税に対する経済的な下準備を実施したのにもかかわらず、国民は増税により消費を減らしたと仮定すれば、国民は先行き等を見越した消費等の対応を最優先する傾向がある証明だから、政府が増税に限らず、何らかの財政政策を実施しても、国民はその財政政策の“更に先の先行き“を見越して消費やら投資に積極的にならない可能性が高い。

何故なら、政府の負債が過去最高だの、少子高齢化で先行きが不透明だのマスコミの喧伝で増税なり社会保障の縮小等の自身にとっての将来的な不利益を予想するでしょうから、当然の既決かもしれません。

実際、国民の貯蓄率は減少傾向でも、三十代等の若い世代の貯蓄率は過去に比べても高水準なのは、先行きを見越しての不安に対する合理的な行動でもありますし、この先行き不安を財政政策なりで強制的に変化させるのは容易ではないと、先の事例が示していると感じます。

そう、こんな悲観的な文面が、そもそも良くないのですが、現在のデフレへの解として、はたして一時的な財政出動で国民の将来に渡る需要の創出に繋がるのかの、私的な疑問点からも考えさせられる事例ですから。

31 ■無題

>mas.36さん

>私にはこのような知識は有りませんから、コピーです…。

ということはmas.36さんは議論をしに来たわけではないという事ですね。
すると「こんな事を書いてあるブログを見つけたんですが、皆さんはどう思われますか?」という意味合いでコピペをなさっているのでしょうか?

それでしたらその元となるブログのURLを貼って下さい。そのブログ主がどういう人でどういう情報を元に自説を書いているのかが分かって皆さんも検証しやすいでしょうし。

情報源が不明なままだと今回の読売の記事に見られる様な「情報の歪み」が拡大してしまう懸念もありますので。

32 ■読売の情報操作、その他の新聞との連携

 確かに、読売の上記の記事はひどいですね。しかし、今の状況で、復興増税か否かを議論するという時期において、その記事の見出しは文字通りのものとはならず、明らかに意味合いが違ってきます。これは、ねつ造記事といっていいレベルだと思います。

 話は、少し変わりますが、今日の朝刊の記事で目に入ったのですが、野田氏を応援する記事が一面に載っていました。これは、読売だけでなく、毎日等ほかの新聞も。
 このことから2点のおかしい点が考えられます。
 まず、記事の内容的に明らかに一面に載せるべき内容ではないこと。それにもかかわらず各新聞が一面に載せていることから各新聞社が連携をとっているではないかと考えられます。ここからは陰謀論的ですが、おそらく、財務省から天下ってきた人の仕業ではないでしょうか?
 次に、民主党代表選に関する内容ですが、メディアの社会的義務から各代表を平等に扱わないといけないはずですが、財務省に近しい人物の野田氏のみを取り上げている。よっぽど、野田氏を首相にすることしか考えてないですね。

 以上より、各新聞の主義主張の独立性が存在せず、財務省に有利な行動を協働して動いている。これは本当にひどいですね。

33 ■消費税増の引き起こすデフレ圧力

mas.36 様

仰りたいことは分かります。
消費マインドというのは、確かに簡単に政府で調整できるものではないと思います。金融緩和を行なっても、そんなに消費者が景気良くお金を使うことはないとの論理も理解はできます。

ただ、97年の消費税増によるマインドの冷え込みが拡大したのは、この増税がデフレを引き起こしたことによるものと思われます。消費税増税前まで年1%近いインフレであったのが、増税分の上昇を除けば、殆どインフレ率はゼロになり、その後2011年に至るまでデフレとなります。

2015年時点で、多少の成長軌道に戻っていたとしても5%消費税増のインパクトを与えたなら、そのデフレ圧力は相当大きいものになるでしょう。

それは消費マインドを一時的に悪化させるのみではなく、数10年にも及ぶ消費マインドの冷え込み要因になるでしょう。

だからこそ、景気過熱期であっても消費税増ではない形が望ましいと思います。もし、消費税引き上げに意味があるとするなら、引き下げた時にインパクトが大きく効果が高いという事くらいでしょうか?

無論、引上げの悪影響が大きいということの裏返しの皮肉で言っていますが。

34 ■不可逆で感じる事

> 投資、消費が不可逆的になった段階で

この表現が文学者としてなら落第なのは分かります。不可逆的になった段階とは2種類あり、

1.景気回復しデフレ脱却しインフレ懸念がでた場合
2.デフレスパイラルに落ち込み景気回復が見込めない段階になった場合

の2種類あります。従って、政治家の表現としては、将来の可能性を潰さない表現として的確に表現した物でしょう。

 従って、不可逆ではそのどちらをさしているのか不明なので意味の分からない事に触れない形での表現は新聞社には必要だと思います。

 人はこういった真逆の意見を包含するような言葉では自分の希望する方、最も可能性として高いと思う方に考える傾向が有るので、一歩も二歩も前に進めるべき政治家の言葉として財務省も国民も協力できる政治家としては、洗練された表現とも言えるでしょう。

正直なところ、このような表現の必然はわかりますが、この場合、執行部の方針として税制をどう考えているか?を推測した場合

>借金をして賄うのであれば、復興基本法にも定めてありますが、返済のスケジュールについての明示が必要であります。

と言っている事から、財源に関して、返済を増税で行う事を考えている事が決定事項です。つまり、法の規制によりどうしても確たる経済復興ビジョンが立てられない以上、最初から景気回復を視野に入れておらず、確定的に増税をすることのみを明示しています。

ここを基点に考え、直前の発言の中で消費税増税10%が出てくる事を考慮した場合、景気回復をあまり期待していない姿勢が感じ取れます。

恐らく、もう景気回復等期待できないから、リフレ派に景気が回復しない事を分からせたら増税すれば良いといった姿勢でしょう。従って、読売新聞の題のつけ方はミスリードとは言えないと思います。

35 ■>27

もっとシンプルな説明が可能ですから、それは保留しておいてもいいんじゃないでしょうか。

民間経済が萎めば萎むほど財務省の権限が増すからです。財政出動によるGDPの下支えがあれば完璧です。

なぜ財務省は対外的には「国債はほぼ内債であり、問題ない」と格下げに対して反論しつつ、国内向けには正反対の事を叫びガソリンマッチポンプを続けるのか。

言い換えれば円全体の価値を毀損するのは嫌いつつ消費税(≒GDP税)を推めようとし、さらに低い法人税の表面税率で利益を預貯金(=国債の原資)に回させようとするのかを考えれば、民間経済を萎ませようとしていることと、にもかかわらず政府予算の原資だけは確保しようとしていることが見えてきます。

一言でいえば省益って奴ですな。

36 ■「報道しない自由」というマスコミの理論

aokeys様

読売の記事をそのまま読めば、自民党政権になれば「所得税、法人税の増税をする。」「特別増税とはいえ数十年に渡る半恒久的な長い期間行う。」こう解釈するのが増税に警戒する普通の読者の解釈です。

でも、実際には「投資、消費が不可逆的になった段階」でという条件があるのを故意に見過ごしています。これをミスリードではないというのは「報道しない自由」というマスコミの理論です。

何より、この答えの本質は、「いきなり増税だと言う方がなると、協議は難航する」というところが最大のポイントでしょう。

野田氏なら大連立が成立し、馬淵氏では大連立は無理というマスコミの印象操作を完全に否定するものですが、それについて報じないならマスコミがマスゴミとよばれても自業自得だと断ぜざるを得ません。

37 ■無題

>mas.36さん

>ただし、この97年の事例で重要な点(私的にはですが)、国民の先行き等に関するマインドを、政府が意図的に誘導なり調整するのが、いかに難しいかの証明だからです。

たしかにそう簡単に民間はお金を使いませんし、使えませんし、使えるお金もないですからね・・・。

もうどうせなら、300万円を国民一人ずつ配りましょうかw

38 ■>35  

組織の一部分でありながら、自己の肥大化のみを目的として行動し、最後には自分が寄生している母体を死に至らしめる・・・
財務省の行動は、がん細胞とそっくりな気がしませんか?

39 ■飴と鞭

国内景気を加速させるためには、単なる増税は愚の骨頂。
ただ増税も使い方によっては、景気を良くする方に加速させる事が出来ます。
それは控除(減税)とセットにした増税です。
例えば国内投資や雇用をを増やした場合には、大幅な控除をするというものです。
景気を良くするというのは詰まる所、国民にお金をじゃんじゃん使わせることにあります。
であればお金を使わせる方向に税制を仕組めば良いわけです。
企業にとってみれば、控除は利用しなければ増税になりますし、控除を利用したければ投資を多くする必要があります。従ってこれには企業の内部留保を吐き出させる効果があります。
ただこれだけでは、まだちょっと足りません。
内部留保と言っても企業が円で持っているとは限りません。ドルを売って円に換金したら円高になってしまいます。従ってタイミングを合わせて金融の大幅な量的緩和をする必要があります。
為替介入してもアメリカにマネーが流れるだけですからね。
もちろん先行して財政出動をすれば完璧です。

40 ■#6

mas.36 様

>高橋洋一氏への“ツッコミ“の巧みさからしても、非情に切れ者のようですから、、、

 高橋洋一氏へ、どれほど巧みな切れのある“ツッコミ“をしているのか?知りたいです。
一例をここで紹介していただけたら有り難いです。よろしくお願いします。

41 ■国賊は、昔陸軍 ! 今財務省 !

日中戦争は、
官僚(陸軍)の暴走で、
中国との無意味な戦争を行い、
ソ連に対する防備が手薄になるばかりでなく、
アメリカを刺激し、
その後の敗戦に繋がった。
官僚(陸軍)にとっては、
近くの弱い国と戦い領地を広げれば、
省益になるのだろうが、
国益にはほど遠い。
今の財務省も同じ。
マスコミを過剰に操作し、
正当化するのも似ている。
まさに獅子身中の虫。
官僚の暴走を放置してはいけない !
財務省に対するシビリアン・コントロールを強化しなくては、
この国は滅びる。

42 ■新刊

大震災で日本は金持ちになるか、貧乏になるか
高橋 洋一、 三橋 貴明  幻冬舎 (2011/9/1)
amazon受付中
他2冊受付中

高橋洋一の民主党ウォッチ
http://www.j-cast.com/2011/08/11104262.html

43 ■正直者は馬鹿を見る

自民党は真面目すぎます。

回りくどい言い方をしても誤解されるだけ。
私も今朝このブログを読むまでは自民党は増税を公約に掲げていると信じていました。

誤解されるようなことは言わないのが吉。
前提条件なんてすっ飛ばされて、増税という言葉だけが独り歩きするのは常識。
情報の歪があるからには、そのことを前提にどういう公約を掲げるか、どう表現するかを考えるのは当然ではありませんか。

馬鹿正直な選挙公約はバカのすること。
相手は民主党という詐欺師の集団だということを肝に銘じなければ選挙に勝てませんよ。
 

44 ■>41

あの頃の日本の愚かに見える選択は「東洋の解放」という戦略目標を通すと不可避に近いものであっただろうことはわかります。

少なくとも対ロシアと当時の日本の国力を考えれば満州国建国は必須ですし、そこに欧米勢力を混ぜて保身を図ることは戦略目標に反します。

南方への進出も同様です。石油が理由ならインドまで行く必要はなかったはずです。確かに無茶なのですが、だからこそ根本的な動機は省益ではないでしょう。

ただ、そう考えていくと真珠湾は謎ですが...。

45 ■>44

「東洋の解放」は、
三橋さんの警戒するスローガンでは無いでしょうか ?
当時の日本人は、
ソ連の南下は心配ですけど、
それ以上は望まなかったはず、
省益の為のスローガンの疑惑が有りますね。
しかも、
戦勝の大騒ぎも意図的な気がする。
戦死者が発生した家もいますからね。
現在は、
「東洋の解放」が「国の借金」と言う名に変わっただけのような気がする。

46 ■無題

たしかに東洋の開放は、対英米戦争のためのアト付けの理屈ですね。アト付けだったけど結果的に東南アジアの独立を後押しする結果にはなりましたけど・・・・

それより政府のGDP押し下げ路線で、国防予算がGDP比1%枠に引っ張られて下がり続けている事態が危険です。中国の軍事拡大路線に対抗するのはアジアでは日本以外にないのですがねー・・・・フィリピンなんかフリゲート艦1隻しかないそうです。

47 ■訂正

使われだした当時は今は殆ど使われていないGNP(国民総生産)でしたので訂正します。

48 ■久しぶりに書き込みます

福島、新潟豪雨で被害を受けたため、いままで書き込みをする余裕がありませんでした。
今回は増税の話ですので、気力を振り絞って書き込みます。

まず、産経新聞の田村秀男さんの記事によれば10年前より1世帯あたりの可処分所得が月額4万4千円も下がっているそうです。

このような状況下で増税を行えばどうなるのか?
誰が考えても大不況になります。

それなのに財務省およびマスコミは増税論に走ります。

そこで提案なのですが、選択性増税というのはどうでしょうか?

財務省及びマスコミ諸氏は増税に賛成なのですから消費税を10%、その他の人は現行通り5%にするというのが良いのではないでしょうか?

まさか、賛成していて自分は5%が良いとは言えないですから、少しは税収が増えるでしょう。(笑)


皮肉はともかくとして、国民の気持ちがわからない政治家なんて意味ないですよ。
(もちろん、国家100年の計で国民の犠牲をお願いする局面はありますが)

読売新聞には抗議したいと思います。

49 ■無題

inadakさん、ぽんたろうさん

『帝国陸軍 見果てぬ「防共回廊」』 関岡英之 祥伝社

という本をお読みになってみてください。
日本の大陸政策は基本的には正しかったのだということがわかります。
ただこの正しい政策が、日本に巣食うコミンテルンの影響を受けた者たちや、
中国共産党の工作などによって、満足に遂行できなかったのです。

「防共回廊」構築に徹しきれなかったことが、”亡国”につながっていったのだと思います。

50 ■Re: 22

> 先日も書きましたが、あなたの理論では「麻生太郎は2008
> 総理就任当時、既にメディアが上げ足をとることがわかって
> いたにも関わらず、それに対処できずに自民党の支持率を落と
> して民主党政権を誕生させた戦犯」になります。

麻生首相の国内政策については十分に検討していないが,
在任中の靖國参拝を避けたこと, 航空幕僚長を不名誉な除隊に
したことは保守派の気持ちをいたく傷つけたのは事実だ.
しかも, 私はこのことを前から数回書いている.

そんなことも調べずに自分の思い上がりで人を断罪するのはよしなさい.
良く調べず, 良く考えずに日本を良くしようとしている仲間に
徒にレッテルを張るものがいるが, そう言うオッチョコチョイが
情報戦で弱い部分になるのだ.

51 ■>49

ありがとうございます。
気に入ったら読んでみます。
私としては、
財務省を攻撃するネタが欲しかったので !
情報を支配し、
あちこちで大本営発表をされると怖いですからね !

52 ■無題

朝倉さま 言いたいことはわかりますよ。シナ事変がソ連と中国共産党の謀略だとかいう話ですよね。そういうのに易々と引っかかるのは諜報と
外交力が弱いからなんですよね・・・

第二次大戦での負け戦の根本原因は外交ですねw 最悪のシナリオで外交しちゃってるわけですから。対戦カード組み合わせ交渉で本来ついたらいかん方の陣営で戦ってしまっとるんですからねー。この病気いまも治ってないですね。戦争とは外交の延長戦という話がありますから・・・日独伊三国同盟これで米英から言いがかりつけられるお膳立てがそろっちゃってます。
別に米英一体不可分ではそもそもないので、アメリカにとって一番嫌な相手イギリスと徹底して融和路線を敷いたらとついIFなこと考えちゃいます。

53 ■Re:50

>保守派の気持ちをいたく傷つけたのは事実だ.
具体的にどのように考えておられるから傷ついたのか教えてもらえませんか
保守派といわれる方々の考えをしりたいです

>麻生首相の国内政策については十分に検討していないが
参考にしてください
www.youtube.com/watch?v=Bb4YROZJcow
www.youtube.com/watch?v=QrMH6jTgqYE

54 ■>45,46

後付けだと考えると筋が通らない例を挙げて説明してるんだけどなぁ...。

55 ■無題

>ちび・むぎ・みみ・はなさん #50

>麻生首相の国内政策については十分に検討していないが,

麻生氏の国内政策については、このブログに参加する上ではかなり基礎的かつ重要な知識ですね。ご参考までに↓
http://www.aso-taro.jp/lecture/index.html

56 ■HAARPの値が異常の件

http://twitter.com/#!/iisia/status/102397103472513026

拡散しますので、スペースをお借りします。

57 ■RE:50

>ちび・むぎ・みみ・はな さん
,
>在任中の靖國参拝を避けたこと, 航空幕僚長を不名誉な除隊に
>したことは保守派の気持ちをいたく傷つけたのは事実だ

小泉首相は在任中靖国参拝をしまくりましたがその経済政策で
日本のデフレが悪化しましたがそれは無視ですか。
靖国神社に祀られた英霊たちにとって参拝するパフォーマンスより
自分たちの守らんとした日本をしっかりと守ってくれることが真に
望むことでしょう。

田母神元空幕長の件でも当の田母神氏は自身を解任された
自民党への反感よりも日本を壊す民主党打倒を優先して行動されて
いますが、これも無視ですか。

いかに保守を自称しようとも当の日本を傷つけ破壊するような
自称保守など日本には必要ありませんね。
あなたこそ自重されるべきです。

58 ■というか

三橋さんも過去に書いてたような気がしますけど・・・

そもそも自分の思想や信条と100%同じ他人なんていませんよ、ちび・むぎ・みみ・はな さん?
貴方の言う保守派というのが誰なのかは知りませんし、貴方の中の保守の定義がなんなのかもわかりませんし、貴方が支持する政治家が誰なのかもわかりませんが、自分の考えと全く同じ考えを持つ人物は、自分自身だけだと考えた方がいいです。

その上で、自分の思想にどれだけ共通すうる項目が多いか、その政治家は誰なのか、そういうのをしっかりと見定めなければ、いつまで経っても 『自分を満足させる政治家がいない』 の繰り返しですから。

ここだけではなく、いろんな場所でいろんな人が言っている 『麻生さん支持』 というのは、そういう考えの上での総合結果だ、という事も多い、というのは理解しておいた方がいいかもしれませんね。

59 ■無題

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%80%E8%92%99%E9%96%8B%E6%8B%93%E7%A7%BB%E6%B0%91
>満蒙開拓移民

日中戦争は、日本の人口増加と失業対策ではなかったか?
中国を攻め込み、日本人を中国大陸の旧満州、内蒙古、華北に入植させた
広い中国ならなんとかなると、考えたのでしょう
原因は国民に仕事と収入を与えることができなかった経済問題に
行き着くと思います。デフレなわけで結果的に不幸ですが戦争が解決してくれた
現在は戦争などできようはずがなく、お金を印刷するしかない
もうみんなでジンバブエドルが合言葉w

60 ■無題

今度の東北地方の大震災・大洪水も公共事業を促し、デフレ対策のための事業を用意してくれた、天の配慮かもしれません。

61 ■日銀にとって紙幣は負債

少し難しい論文ですが、
滋賀大学の先生の

中央銀行券の債務性と政府紙幣の特質
http://mokuroku.biwako.shiga-u.ac.jp/WP/No126.pdf

というのがあります。

これを、斜め読みすると、もともと兌換紙幣時代の習慣で中央銀行のバランスシートに 発行紙幣が「負債」側に記帳されていてそれがずっと続いていることがわかります。

 当然、学者の間にも、なんかへんだという感覚があって色々な議論があることがわかります。

62 ■無題

この「ちび・むぎ・みみ・はな」って人、ほかのブログでもひたすら自分の理想通り(おそらく、この人の思考パターンからするといわゆる真正保守なんだろうと思うが)にならない自民党をコメント欄で叩きまくってるね。

そのブログのコメ欄で、田母神氏が航空幕僚長を解任された件についても、国民は田母神氏を解任した自民党と麻生を許さない、だから先の総選挙で惨敗したといった趣旨のことを書いてたけど、国民は別に麻生氏が田母神氏を解任したことを断罪するために自民党を下野させたのではなく(それどころか、そもそも問題になった論文騒動にどれだけ多くの人が関心を持っていたのかすら怪しい)、字が読めないだのカップめんの値段が判らないだのバーかよいだのといった低次元の問題をことさら取り上げて、嫉妬心を煽りたてるようなネガキャン打った上で民主党の政権を取らせれば子供手当をはじめとする到底実現不可能な政策を賛美称揚したマスゴミと、それに目の色変えて飛び付いた「国民」が安っぽい復讐心とはした金で日本を民主党に売り飛ばした、つまりはそれほどまでに日本人が劣化したという残酷な現実を思い知らされたわけですな。

靖国参拝の件についても、真正保守と自認する面々は「靖国に参拝しない総理は売国奴!」などと青筋立てて喚き立て、麻生氏の場合に至っては「奴が靖国へ参拝しないのはキリスト教徒だからだ!!」というバカげた理由で糾弾する奴もいたが、では8月15日に靖国に参拝しさえすればそれは愛国者、ということなのか? もしそうなら随分と靖国神社も安い存在になったもんだ。先の原爆投下の日もそうだが、8月15日は基本的に静かに日本のために命をささげた人々に祈りをささげる一日であって、左右両方の政治的パフォーマンスのためのズリネタなんかではない(下品な表現で失礼)。

いまとなってはあり得ない話だが、仮にもし菅直人が政権延命のために靖国へ参拝したら、真正保守とやらは菅のこの見え透いたパフォーマンスについてどう評価するのか。まさか「おお! 菅もやっと愛国保守に目覚めたのか!」と賛美称揚するのだろうか?

自分に言わせれば自民が下野して今日の惨状を招いた責任の一端は、「100点満点以外は0点」という真正保守にもあると思うね。少なくとも保守派には一切の責任がない、なんて言わせない。

63 ■無題

>54
どこが筋が通ってるのかさっぱりわかりません。
当初の方針は対ソシフトでいくのか、南進して南方資源を獲得するかの方針でしょ。結局南進策を採用してそれを補強するため、大東亜共栄圏構想を具現化したんでしょうに・・・・東洋開放とかいうスローガンで最初から植民地開放戦争をしようと考えていたという前提がありえん。

>59
満州はそもそも中国(漢人)の固有領土じゃないよ。途中の経緯をハショッテそこらへん混同して話すからおかしくなってる。

64 ■無題

>62 列車砲さん
情報ありがとうございます。
どうやら、酷使様の釣り針に食いついてたようですね、お騒がせしました。orz

以降、事実が判明するまでは彼についてスルーさせていただきます。

# まだ"他のブログ"を確認できていないので断定していませんが、ここ暫くのやり取りから事実であろうと想定しています

65 ■>63

そりゃ「アトヅケというドミナントストーリー」だろ。
「後付けだとすると筋が通らない」と書いてあるのが読めないの?

対ソだけなら満州の利権を英米に分けるという手もあったんだよ。そうすりゃ英米も防衛力を割くだろうから日本の負担はずっと少なかったはずだ。

それに、その場合ABCD包囲網なんてものが構築されたかどうか、ABCD包囲網がないならアメリカから石油を買えていたが、その場合でも南進する必要性があったかどうか、考えてみるんだね。

66 ■無題

あなたが言ってることは全部わかった上で書いてますか?どこがドミナンストーリーなんですかね。あなたこそ、東洋開放とかいうドミナンストーリーに基づいて話を組み立てるから筋が通らないなどという抽象的な表現で反論するから議論にもならん。


そもそも満州利権を米英と分け合って、日中戦争に終止符を打ててれば全面戦争等発生しておらんから負担も何ももないでしょ。
対米貿易が継続できとるのにヤツらに戦争しかける意味もない。時系列で考えれば普通にわかることにドミナンストーリーなんか持ち出さなくてもわかること。

67 ■追記

>65
貴方のいう「東洋開放」とかいう国家戦略が最上段にあったことを前提にすれば貴方が言ってる意味は理解できました。

しかし残念ながらそのような国家戦略が最上段になって行動しているというのはありえない。

68 ■一日遅れですが。

>50
ちび・むぎ・みみ・はな さん

田母神さんの件は私も残念でした。
以前にも同じような件があっただけになおさら。
文民統制をはき違えているな、と思いました。
専門家に自由に発言させる(聞き入れるかは別として)ことを封じてはいけないと思います。
それを聴いた上で政治家が判断するのが文民統制でしょうに。まあ田母神さんの件は軍事というより政治でしたけど、それでも異常な反応でした。

しかし、野党マスコミを含めそうしなければ、政権を運営できない環境であったと記憶していますし、デフレを脱却し経済を再生することは防衛と同じように重要なことです。
強靭な経済なしに強靭な軍備はなしえません。
経済外交面において彼はすばらしい人材だと思います。


ひとつ事にこだわるばかりでは道を誤るかと。


あと、麻生さんが直接田母神さんを批判したり、辞めさせると積極的に発言していた記憶はないのですが、私が知らないだけでしょうかね。
だからどう、ということはないんですが。

69 ■まろん

ちび・むぎ・みみ・はな (敢えて呼び”捨て”)については、議論の余地はないでしょう。

私は珠にしかコメントしませんが、この輩には、歴史観、倫理観、道徳観etc=国家観はないと言っております。

保守を暴徒装っているに過ぎない愚輩です。行き過ぎた保守を演じ、保守とは真っ当な人にあらず、というスタンスで演じている馬鹿です。

珠に正論を述べているようですが、三橋先生のブログに寄生し、我々日本国民を混乱に陥れることを目的としていることは、明白でしょう。

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