現代自動車の今年上半期の営業利益率は11.4%で、主な自動車メーカーではBMW(11.6%)に次ぐ2位だった。 現代自グループの韓国自動車産業研究所が明らかにした。
BMWは利益率が高い高級車を中心に販売しており、大衆車を販売する現代自が11%台の営業利益率を達成したのは目を引く。
起亜自動車の利益率も9.6%と高く、競合社のフォルクスワーゲン(6.7%)、GM(5.2%)、フィアット・クライスラー(4.4%)、トヨタ(4.2%)を大きく上回った。
今年上半期の営業利益は前年同期比で現代自が21%増、起亜自で25%増だった。昨年の東日本巨大地震、タイ大洪水での被害から立ち直り、増益率が高まった日本メーカーを除けば、業界で最高だった。GMとルノーは上半期の営業利益がそれぞれ17.5%、60.6%減少した。PSA・プジョーシトロエンは赤字に転落。フォルクスワーゲンは5%の増益にとどまった。フィアット・クライスラーは20.7%増で好調だった。