2007年05月05日

■展示パネル、苦情受け撤去

 韓国政府によって竹島(韓国名・独島)近くの鬱陵島(ウルルンド)に建設された「独島博物館」のレリーフが、史料と食い違っていることがわかり、博物館は近く撤去することを明らかにした。レリーフは韓国の古地図をもとに、竹島が韓国領だと視覚的に示すために作られた同館のシンボルだが、以前から日本人研究者らが「悪質な史実の歪曲(わいきょく)だ」と指摘していた

 レリーフには、朝鮮半島と鬱陵島、さらに韓国が「竹島を指す」と主張する「于山島」などが単純化されて描かれている。レリーフは、1481年に完成した朝鮮の地誌『東国輿(よ)地勝覧』に所収されている古地図「八道総図」をもとに製作され、1997年の開館当初から入口近くに展示されている
 古地図では鬱陵島のすぐ西隣に于山島が描かれているが、レリーフは逆で、竹島の位置に当たる鬱陵島の東側に于山島がある。鬱陵−于山島の距離は、鬱陵島から竹島までの実際の距離に近い数字(87・4キロ)が表示され、于山島こそ竹島と印象づけている
 日本側が竹島領有権主張の論拠とする『隠州視聴合記』(1667年)より、「八道総図」が200年近く古いことから、韓国側はこちらを領有権主張のよりどころにしている。同館のパンフレットの表紙にも「八道総図」が印刷されている。

 産経新聞の取材に対し、同館の研究員(30)は、位置が違う理由について「来館者がより見やすいように」と説明したが、「日本の研究者からクレームが多く、紛争の火種になるので近く撤去する予定だ。年内には別の展示に取り換える」と述べ、同館は初めて「誤り」を認めた
 文献によれば、「八道総図」が描かれたころは、韓国側は鬱陵島と于山島の区別がつかず、違う島かどうかの認識もなかった

 竹島問題に詳しい下條正男・拓殖大教授の話「博物館という公的機関による虚偽展示の影響は計り知れず、本当に取り換えるなら正しく取り換えるか興味深い

八道総図

竹島捏造レリーフ

>同館の研究員(30)は、位置が違う理由について「来館者がより見やすいように」と説明した

相変わらず朝鮮人の言い訳は、全く訳が分からんw

この改竄レリーフは、韓国による竹島の領有主張がいかに破綻したものか強く象徴しているだけに、個人的には撤去する事無く、大々的に展示を続けて欲しい。

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この記事へのコメント

1. Posted by GTOMR   2009年08月23日 23:57
「日本の研究者からクレームが多く、紛争の火種になるので近く撤去する予定だ。年内には別の展示に取り換える」と述べ、同館は初めて「誤り」を認めた。

ですが、2009年08月13日現在、引き続き歪曲のデザインのまま展示されていました。

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