XMedia Recode

XMedia Recode の概要や使い方を紹介しています

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多くのフォーマットに対応した動画変換ソフト!「XMedia Recode」。

XMedia Recode
XMedia Recode スクリーンショット
スクリーンショット
制作者 Sebastian Dorfler
日本語ランゲージファイル 制作者 Tilt
対応 2000/XP/Vista/7

ダウンロード (公式)
ダウンロード (ミラー : direct link )

● XMedia Recode

非常に多くのフォーマットに対応した動画&音声ファイル変換ソフト。
3gp / 3g2 / asf / avi / flv / mkv / mpg (MPEG-1 / MPEG-2) / webm / mov / m1v / m2v / m2ts / ts /
m4v / mp4 / mjpg / swf / VOB / DVD / dvr-ms / wmv / rm / rmvb / ogv / ogm 等の動画ファイル、aac /
ac3 / aiff / amr / flac / ape / mka / m4a / ogg / wma / wav 等の音声ファイル変換に対応しています。
解像度の変更、クロップ、色調補正、ノイズ軽減、特定場面の切り出し... などの機能も付いています。

「XMedia Recode」 は、幅広いレンジのフォーマットに対応したメディアファイル変換ソフトです。
対応しているフォーマットがとにかく豊富なところが最大の特徴で、メジャーなものからマイナーなものまで
大抵のものは変換できるようになっています。
変換の際には、フレームレート、ビットレート、エンコード方法 などを詳細に設定することができ※1、また
解像度変更、アスペクト比変更、インターレース解除、色調補正※2、シャープネス、ノイズ軽減、クロップ、
黒べた (黒幕) 付加、画面の上下左右反転... といった処理も同時に行えるようになっています。
※1 プロファイルを利用し、変換設定を一発で行うことも可能。
プロファイルは多数あり、特にモバイル機器向けのものが充実している。
( iPod / iPad / iPhone、Wii、PS3 / PSP / PS Vita、各種Android 端末、YouTube 等々)

※2 明るさ / コントラスト / ガンマ / 色合い / 彩度 を調整できる。
さらに、動画から特定の場面のみを切り出したり、動画から映像 / 音声 のみを抜き出したりする機能も
付いていたりします。

この 「XMedia Recode」 が実際に対応している入力形式には、次のようなものがあります。

動画 3gp / 3g2 / asf / avi / avs / divx / dv / flc / flv / h261 / h263 / h264 / mkv / webm / ivf /
mpg (MPEG-1 / MPEG-2) / m1v / m2v / m2ts / ts / m4v / mp4 / mp4v / mjpg / swf /
mov / qt / thp / trp / psp / VOB / DVD / VCD / SVCD / dvr-ms / wmv / wtv / rm / rmvb /
ogg / ogm / ogv / vro / rec / pva / tp0
(暗号化されたDVD は、読み込むことができません)
音声 aac / ac3 / aiff / amr / ape / au / DTS / flac / mmf / mka / m4a / m4p / mp2 / mp3 /
mp4 / ogg / wav / wma / ra / spx

その他、m3u / m3u8 / wpl 形式のプレイリストファイル。
このページの 「Eingabe - Formate」 というところを参照)

その一方、変換先のフォーマットは次の中から選べるようになっています。
動画 3gpp / 3gpp2 / asf / avi / flv / H.261 / H.263 / H.264 / mkv / m1v / m2v / m4v / mp4 /
mov / swf / mpeg (MPEG-1 / MPEG-2) / ts / mts / m2ts / mt2s / VOB / VCD / SVCD /
wmv / wtv / ogm / rm / WebM / ivf / gxf
Apple iPod / iPad / iPhone、各種Android 端末、Nintendo Wii、Sony PS3 / PSP
音声 aac / ac3 / amr / mmf / mka / mp2 / mp3 / m4a / ogg / wav / wma / spx
コーデック に関しては、H.264DivXXvidHuffyuv、 Theora、 VP8、 MP3、AAC、AC3、Vorbis 等々,
主要なものを使えるようになっています。
このページの 「Ausgabe - Formate」 というところを参照)

使い方は以下のとおりです。

  1. 「XMedia Recode.exe」 を実行します。

  2. 日本語化
  3. もし、インターフェースが日本語表示になっていない場合は、メニューバー上の 「Optionen」 から
    「Einstellungen」 を選択します。
  4. 設定画面が開くので、右上の 「Deutsch」 というプルダウンメニューをクリック → 「Japanese」 を
    選択します。
  5. 右下の 「OK」 ボタンを押し、設定画面を閉じます。

  6. ファイルの読み込み
  7. ツールバー上の ファイルを... ボタンをクリックし、変換したいファイルを選択します (複数可)。
    変換したいファイルを、ウインドウに直接ドラッグ&ドロップしてもOK です。
    DVD / Blu-ray データを変換する場合は、次のような操作を行います。
    1. ツールバー上の DVD/Blu-ray ボタンをクリック →
    2. リスト上で右クリックし、「DVD を開く」 を選択 →
    3. 「DVD を開く」 というウインドウ が表示されるので、ここの 「DVD ドライブ」 欄で
      処理するDVD / Blu-ray が入っているドライブを指定します※3
      ※3 この方法でエラーが出たら、「ハードディスク」 にチェックを入れ、隣の ...
      クリック → 「VIDEO_TS」 フォルダや 「AVCHD」 フォルダを指定する。
  8. 複数のファイルを変換する場合で、登録したファイル全てを同じフォーマットに変換する場合は、
    リストに登録したファイル 全てを選択状態にします
    (これから行う変換設定を、全てのファイルに反映させるため)
    それぞれのファイルを異なったフォーマットに変換したい場合は、リスト上のファイルのうち
    いずれか一つだけを選択状態にします。

  9. 変換設定 - 全般
  10. 次に、画面中段の左側にある 「形式」 タブで、出力先のフォーマットを設定します。
    出力先フォーマットをはじめとする変換設定の内容は、「プロファイル」 としてあらかじめいくつか
    登録されていますが、このページでは全てのオプション設定を手動で行う方法を紹介します※4
    ※4 プロファイルを利用する場合は、目的に合ったプロファイルを選択するだけでOK。
    (全ての項目が自動で入力される)
    Apple iPod / iPad / iPhone、Nintendo Wii、Sony PS3 / PSP、Android 端末、YouTube 等に
    適した動画を作る時には、プロファイルを利用するとよい。

    「プロファイル」 欄のプルダウンメニューをクリックし、「カスタム」 を選択します。
  11. すぐ下の 「形式」 欄で、変換先のフォーマットを指定します。
  12. 必要であれば、その下の 「ファイル拡張」 欄で、出力するファイルの拡張子を指定しておきます。
  13. 変換元のファイルが動画の場合、ファイルから映像のみ、または音声のみ を抽出することが
    できます。
    動画から映像のみ or 音声のみ を取り出す場合は、右の 「出力ストリーム形式」 欄で、出力する
    ストリームを選択しておきます。
  14. 中段にある 「ビデオコーデック」 欄で、映像を圧縮する際に使用する コーデック を選択します※5
    ※5 音声ファイルに変換する場合、この設定は不要 (設定できない)。
  15. 下の 「音声トラック 1」 欄で、音声を圧縮する際に使用するコーデックを選択します※6
    ※6 映像のみのファイルに変換する場合、この設定は不要 (設定できない)。

  16. 変換設定 - 映像
  17. 続いて、「形式」 タブの隣にある 「ビデオ」 タブ をクリック。
    ここで、映像に関する設定※7 を行っておきます。
    ※7 フレームレート、レート調整モード、ビットレート / 品質、GOP の長さ、プロファイル、レベル、
    キーフレームの間隔、言語... 等々。
    (設定できるオプションは、選択したビデオコーデックによって異なる)

    映像を再圧縮しない場合は、下部の 「ビデオコピー」 にチェックを入れておきます※8
    ※8 ファイルの組み合わせによっては、映像をコピーできない場合もある。
    選択したコーデックによっては、画面左に 「量子化」 「B フレーム」 「動き判断」 等のメニューも
    表示されますが、その辺は分からなければ触らなくてもOK です。
    (もちろん、分かれば設定する)

  18. 変換設定 - 音声
  19. 「音声トラック 1」 タブ をクリックします。
    ここで、音声に関する設定を行っておきます※9
    ※9 サンプルレート、レート調整モード、ビットレート、レベル、チャンネル、音量、言語 等々。
    (設定できるオプションは、選択したオーディオコーデックによって異なる)

    音声を再圧縮しない場合は、「Modus」 欄で 「コピー」 を選択しておきます。
  20. 多重音声の動画を変換する場合で、メイン音声以外のトラックも多重化して出力したい場合は、
    上部の 「ソース」 リスト内にあるトラック (ストリーム) をクリック → 下の欄で、出力先のコーデック /
    言語 / サンプリングレート / レート調整モード 等々を設定 → 画面真ん中にある をクリックし、
    トラックを右側の 「出力」 リストに送っておきます。
    「出力」 リストに送ったトラックを選択 → 画面右端にある Remove audio stream ボタンをクリックすることで、選択した
    ストリームをやっぱり削除する ( = 多重化しない) こともできたりします。
    加えて、「出力」 リスト内のトラックを選択 → 画面右端にある - - ボタンをクリックすることで、
    トラックの多重化順位を調整することも可能となっています。
    - = 順位を一つ上げる |  - = 順位を一つ下げる)

  21. 合成する字幕の選択
  22. 変換元の動画が字幕付きDVD である場合、「字幕」 タブ で合成する字幕を設定することが
    できます。
    操作は、上部の 「ソース」 欄で合成したい字幕を選択 → 下の 「モード」 欄で 「レンダ」 を選択し、
    画面真ん中にある ボタンをクリックすればOK※10
    ※10 ただし、「レンダ」 された字幕トラックは、映像に直接合成されるため、メディアプレイヤー側で
    字幕のON / OFF を切り替えたりすることはできない。

    ファイルの変換先フォーマットが、字幕を格納できるMKV (Matroska Video ) 等である場合は、
    字幕トラックを 「コピー」 で追加することも可能となっています。
    ( 「コピー」 にした場合、メディアプレイヤー側で字幕のON / OFF を切り替えることができる)
    操作は、上部の 「ソース」 欄で多重化したい字幕を選択 → 下の 「モード」 欄で 「コピー」 を選択し,
    画面真ん中にある ボタンをクリックすればOK。
    ( 「コピー」 する場合に限り、複数の字幕トラックを追加することができます)
    尚、音声トラックの時と同じように、「出力」 リスト内のトラックを選択 → 右端の - - ボタンを
    クリックすることで、トラックの多重化順位を調整することも可能となっています。
    - = 順位を一つ上げる |  - = 順位を一つ下げる)
    追加したトラックをやっぱり削除する時は、右端にある Remove ボタンをクリックします。

  23. 各種編集機能を使う
  24. 解像度の変更、クロップ、色調補正、黒べた付加、出力場面指定 等々の処理を行う場合は、
    「クロップ / プレビュー」 タブ をクリックします。
  25. 左上にある 「解像度」 というプルダウンメニューをクリックし、これから行う処理の内容を選択 →
    適宜設定を行っておきます。
    出力場面の指定を行う場合、右側に表示されているプレビュー画面や再生コントロールを使い、
    抜き出す場面を設定します※11
    ※11 シークバーなどを使い、抜き出したい場面の先頭位置で [ ボタンを押し、
    抜き出したい場面の終了地点で ] ボタンを押す。
    (この再生コントロールがない場合、右端のスクロールバーを下にスクロールさせてみる)

    この画面に表示されているプレビューは、設定内容に合わせてリアルタイムに変化します。
    そのため、適当な場面で一時停止させておき、それから各種設定を行うとよいでしょう。

  26. チャプターの設定
  27. MP4 / MKV / WebM 等、チャプターに対応したフォーマットに変換する場合、動画内にチャプターを
    打つことができます。
    動画内にチャプターを打ちたい場合は、次のような操作を行います。
    (もしくは、「自動的にチャプターを追加」 ボタンをクリックし、チャプターの挿入間隔を指定する)
    1. 「チャプター」 タブ を開きます。
    2. 右上の 「チャプター名」 欄に、今から追加するチャプターの名前を入力。
      (日本語は文字化けするようなので注意)
    3. 下の 「開始時間」 「終了時間」 欄で、今から追加するチャプターの開始 〜 終了時間 を
      指定します。
      (時間は、 時間:分:秒:ミリ秒 といったフォーマットで指定する)
    4. あとは、「チャプターを追加」 ボタンをクリックすればOK。
      チャプターを複数設定したい場合は、同じようにして処理を行います。
  28. 必要であれば 「タグ」 タブ を開き、ファイルのタグ情報を設定しておきます。

  29. 出力設定
  30. ここまで設定できたら、ツールバー上にある リストに追加 ボタンをクリックします。
    複数のファイルを同時に変換する場合で、最初に全てのファイルを選択状態にしておかなかった
    場合は、他のファイルを選択状態にし、再度変換設定を行います。
  31. 画面下部にある 「保存先」 欄で、変換したファイルの出力先フォルダを指定します。
    ( 「参照」 ボタンを押し、ファイルの出力先フォルダを選択する)
  32. 最後に、ツールバー上の エンコード ボタンをクリックすればOK。
    変換処理が実行されます。
ちなみに、メディアファイルのプロパティ※12 を表示する機能や、インターレース解除 / グレースケール /
ノイズ軽減 / デブロッキング / シャープネス などのフィルタ機能も付いています。
※12 ファイルサイズ、コーデック、フレームレート、解像度、アスペクト比、カラーモード 等。
(プロパティを確認したいファイル上で右クリック → 「メディア情報」 を選択。

このソフトを利用するには、 DirectX 9 以上 をインストールしている必要があります。
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