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活動家がコンクリ片 接舷で大きく損傷も8月16日 17時53分
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沖縄県の尖閣諸島に香港の活動家らが上陸した事件で、上陸を阻止しようと接近した複数の巡視船が、活動家らからコンクリート片を投げつけられたり、接舷した際に大きく損傷したりしていたことが分かりました。
15日、香港の活動家らが乗った船が尖閣諸島の日本の領海に侵入して、その後、魚釣島に上陸し、島にとどまった5人と船に乗っていた9人が不法入国の疑いで警察と海上保安本部に逮捕されました。日本の巡視船は、放水したり横着けして船体を押しつけたりして上陸を阻止しようとしましたが、複数の巡視船が接舷した際に、手すりが折れ曲がったり船体に傷ができたりするなど修理が必要な被害を受けたということです。
また、活動家らから繰り返しコンクリート片を投げつけられ、このうち鹿児島県の指宿海上保安署所属の巡視船「せんだい(500トン)」の甲板には、10センチほどの大きさのコンクリート片がいくつも残されていました。
海上保安庁によりますと、一連の活動でけが人はなかったということです。
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