新関西国際空港会社が関空と大阪国際（伊丹）空港で大規模太陽光発電所（メガソーラー）の設置を検討していることが15日分かった。2012年度にも関空の貨物倉庫の屋根などに太陽光パネルを敷き詰める方向で、合計出力は1000キロワットを超える見通し。環境に配慮した空港の実現に役立てる考えだ。
すでに関空では医薬品倉庫の屋根で太陽光発電に取り組んでおり、規模を拡大する。伊丹では空港周辺の遊休地が候補となっている。
光を反射するパネルは航空管制の妨げになる。新関空会社はメガソーラーの設置場所や規模を慎重に見極めたうえで、今年10月に公表する中期経営計画に盛り込む。
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