協栄ジム、村田プロ転向へ1億円用意
2012年8月17日
ボクシングの協栄ジムは16日、ロンドン五輪男子ミドル級で日本に48年ぶりの金メダルをもたらした村田諒太(26)=東洋大職=に契約金1億円、また同ジム所属のWBC世界スーパーフライ級王者・佐藤洋太(29)の対戦相手としてWBA世界バンタム級休養王者・亀田興毅(25)=亀田=にファイトマネー5千万円のオファーを出すと宣言した。この日は都内で、インターネット関連会社「Free Agent Styleホールディングス(以後FAS)」との業務提携を発表した。
ラブコールは本気だった。「億の価値がある」と村田に興味を示してきた協栄ジムの金平桂一郎会長(46)は、「こういうバックボーンがあったからです」と打ち明けた。業務提携を結んだ29歳のカリスマ起業家、与沢翼会長率いるFASは昨年9月の起業後から急成長を続け、年商見込みは50億円、利益率は80%と驚異的だ。
金平会長は提携を結んだ理由を「現在のボクシング界、世間の景気を考えると、新しいビジネスモデルを構築しないといけない。与沢会長には集客力、PR力、資本力がある。その力をお借りしてやりたい」と説明した。
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