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『韓国の日本に対する一連のニュースは読むだけで疲れてしまう』というお話

時珍放談

urimasa提供:時珍放談


韓国は政治的メッセージではないと言っているが、違う主張をしている国がある限り、それは政治的メッセージとなる。

■万吉:
オリンピックの政治利用はナチスを想起させるので、とりわけヨーロッパにおいては拒否反応が強い。ヨーロッパではナチスを話題にすることはタブーで社会的生命を失うことすらある。一般人でもだ。

★珍蔵:
ヨーロッパから見たら、韓国も日本も区別がつかないだろうから、韓国の行動のとばっちりを日本も受けることになるかもしれないな。困ったものだ。ちなみに、韓国社会では「親日」がタブーだな。

■万吉:
最近、権力を失った最高権力者は、ほぼ確実に訴追弾劾されるという韓国の政治風土のせいで、李大統領が日本に対してなりふり構わずの行動と発言を繰り返している。任期余すところの少ないも退任後の追及の可能性に怯えまくっており、少しでも国民の心証をよくしたいと藁にもすがる思いなのだろう。おおよそ国の指導者とは思えない豹変ぶりだ。韓国にはいいかげん恨の政治に終止符をうってもらいたいのだが。

★珍蔵:
日本人も韓国人と同様、今回の一連の件で韓国が嫌いになった人は多いだろうな。全く馬鹿みたいな話だよ。たかだか一つの小さな島の話なんか政治家に任せておけば良いのに。今回の件で日本は否が応でも態度を硬化せざるを得なくなった。日韓両国に取って何一つ得るものは無い。只々お互いに国益を損ねるばかりだな。

■万吉:
確かにこの様なことで歪みあっても双方にとっては何も得な事はないだろう。韓国の大統領は「日本の国際社会での影響力は落ちている」と言ったそうだが、家電で日本を逆転したと喜んでいる韓国経済の将来も決して明るいものではない。極端な外需依存で内需は不振。三星のような財閥のみ栄えて格差は広がるばかりだ。現実に韓国では日本以上の格差社会が広がっており、自殺者数も急上昇している。日本を攻撃し、いっとき憂さ晴らしになっても厳しい現実は何も変わらない。

日本では中国脅威論が盛んだが、一方のアメリカも決して心優しい天使ではない。保守派言論人は日米同盟の強化でアジアの安定をと主張するが、そもそも同盟などと思っているのは日本だけで実態は自衛隊の米軍下請け化だ。当のアメリカを含め世界中がそう認識している。

冷戦時代に、アメリカは共産圏封じ込めのために日本経済を育成した。1ドル360円の固定相場制で円安を維持させ輸出を促し、中東の安い原油を湯水のように使うことを許容した。ただしあくまでもアメリカが認める範囲で、日本がわずかでも独自の路線を歩もうとすると露骨に妨害したものだ。

アジア近海には地下資源が多量にあるといわれている。本来、日本、中国、韓国は連携して東アジアの資源や主権を守らなければならない。この3ヶ国はあまりに違いすぎるので互いに友人にはなれそうもないが、戦略的提携はできると思う。韓国のように近視眼的に騒ぎたてるだけでは何にもならないだろう。

★珍蔵:
韓国サッカー協会を含め、政治家から韓国企業、俳優や音楽家まで、韓国は国をあげての大騒ぎのようだが、今回の「火病」というべき振る舞いにはさすがに呆れてしまった。というか、ニュースを読むたびに何かけだるい疲労感に苛まれてしまう。久々に疲れるニュースだ。

ところでその「火病」だが、「普段感情を抑えることのできない朝鮮民族が怒りを抑制する事によって強いストレス性の障害を起こす疾患」とされていて、本来は怒りを抑制できない事そのものを言っているのではないのだけどね。

■万吉:
そうだな。いつの間にか、韓国のそのような態度に対して当てはめる言葉になってしまったな。

「火病」の症状としては、胸が重苦しくなり、不眠症や拒食症・性機能障害などを併発する事が多いという。韓国では別名、鬱火病(ウラビョン)とも言うそうだ。その場に溜まってゆく、といった意味らしい。「火病」はアメリカ精神医学会において、1996年に文化依存症候群の一つとして登録された。完治は不可能らしい。

★珍蔵:
ということは、韓国人は怒りや欲求を我慢すると病気になるので、我慢しないと言うことか。そりゃあ徹底的な反日教育を受けているわけだから、日本と何かあれば劇的に「日本憎し!」となるわけだ。国際社会で自己主張が強い事は有効だが、先生の言う通り、「謙虚」とか「潔し」などを美徳とする日本とは分かり合うのは難しいかもしれないな。しかし、同じ東アジアの中国にも日本にも無いのに、何故朝鮮民族だけ「火病」というのがあるのだろうね。不思議な現象だ。

■万吉:
例えば2003年に発足した盧武鉉政権は、「日帝強占下反民族行為真相糾明に関する特別法」及び「親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法」を制定して徹底的な反日政策を行った。2003年といえば、ついこの間のことだよ。それに韓国は日本のポップスや漫画なども最近まで禁止していた国だからな。日本では一般にあまり知られていないが、現在でも韓国の地上波テレビ放送では、日本のドラマや映画、日本語の歌の放映を禁じたままだ。それを考えると、韓国と本当の意味での正常な関係になるのは、まだまだ長い年月が必要だろう。

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urimasa

建築家の「珍蔵」と元ジャーナリスト・現在投資家の「万吉」による対談。本家ブログでは、サッカー以外に時事や野球についても書いています。

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