浦添・当真ランニング弾で快勝
2012年08月17日 12時00分
浦添商は初回、2回と1点ずつを加えると、3回には一気の攻撃で勝利への流れをグッと引き寄せた。立役者は5番・当真だ。
まずは呉屋、宮里の3、4番コンビによる連続二塁打で1点を追加。なおも一死二塁で打席に入った当真は高めに浮いた球を鋭く振りぬいた。中堅方向へと飛んだ打球は飛びついた中堅手をすり抜けて外野の深いところに転がった。50メートルを6秒7という「自信がない脚」で一気にダイヤモンドを駆け抜けた。「(外野に転がった瞬間に)ホームまで行こうと思った」とスピードを落とさず、そのままホームイン。初戦の3番からこの日は5番に落とされた男が意地で放った一打は2点ランニング本塁打。チームを勢いづける大きな一打だ。
当真にとって「公式戦では初めて」のランニングホームラン。「打席に入るときは短打で後ろにつなげようと思った。しっかり叩くことがてきた。ホームまで走るのはきつかったけれど、スタンドの歓声が気持ちよかった」。殊勲のヒーローは満面の笑みを浮かべた。
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