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竹島の領有権問題“提訴手続きへ”
8月17日 12時19分

竹島の領有権問題“提訴手続きへ”
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藤村官房長官は記者会見で、韓国のイ・ミョンバク大統領が日本海にある島根県の竹島に上陸したことを受けて、竹島の領有権について、国際法にのっとって平和的な解決を目指すため、国際司法裁判所への提訴に向けた手続きに入ることを明らかにしました。

この中で藤村官房長官は、韓国のイ・ミョンバク大統領が島根県の竹島に上陸したことについて、「わが国の国民感情を傷つけ、日韓関係に否定的な影響を与えるものだ。竹島は、歴史的にも国際法上も、わが国固有の領土であることは明らかで、イ・ミョンバク大統領の上陸が、竹島が日韓間の領土問題であり、従来から両国間に領土を巡る紛争があることをより明確に示した」と述べました。
そのうえで藤村官房長官は、「わが国の主権に関わる重大な問題と認識しており、きぜんとした対応措置を取る考えだ。国際法にのっとって、冷静、公平、かつ平和的に紛争を解決することを目指していく」と述べ、竹島の領有権について、国際司法裁判所への提訴に向けた手続きに入ることを明らかにしました。
また、藤村官房長官は日本が過去に2度、竹島の領有権について、国際司法裁判所への付託を韓国側に提案したものの、いずれも拒否され実現しなかったことに関連して、「韓国は、国際社会で法の支配の重要性を支持する国際連合の重要な加盟国であり、グローバルコリアを標榜している。仮に竹島に対する領有権の主張が正当なものであると考えるのであれば、わが国政府の提案に応じることを強く求めたい」と述べました。

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