香川に強力なライバル出現!
2012年08月17日 12時00分
イングランド・プレミアリーグで日本代表MF香川真司(23)が入団したマンチェスター・ユナイテッドは、アーセナルからFWファンペルシー(29)を獲得することで合意したと発表した。身体検査などを経て正式に決まる。英メディアによると、契約期間は4年で、移籍金は2400万ポンド(約29億7000万円)。
香川にとっては試練だ。オランダ代表FWのファンペルシーは、アーセナルの主将を務めた昨季30ゴール。リーグ得点王となった。イングランド代表FWルーニー(26)らマンUの豪華攻撃陣に世界屈指のストライカーの獲得で、香川も含めた前線のレギュラー争いはさらに激しさを増す。
マンUの前線は2トップか、FWとMF1人ずつを縦に並べる形が濃厚。香川がトップ下を勝ち取るには、ファンペルシー、ルーニーだけでなくプレミアリーグで実績があるFWウェルベック(21)エルナンデス(24)らとの競争に勝たなければならない。状況によっては、不慣れなサイドや守備的MFに回される可能性もありそうだ。
香川は16日、マンU合流のため成田空港から出国した。前日15日の親善試合・ベネズエラ戦では、期待されながらもノーゴール。さらには失点につながるミスも犯してしまった。日本が世界に誇るセカンドストライカーはクラブ、代表の双方で正念場を迎えている。