桐光・松井またも奪三振ショー19K
2012年08月17日 11時50分
1回戦で22奪三振を奪い大会新記録を樹立し、この日は5失点を喫したものの、毎回の19奪三振。自身の記録に次ぐ歴代2位タイ記録をマーク。2試合で41個の三振を奪い、チームを3回戦に導いた。
野呂監督が「前回から本人は全く変わっていない」と信頼を寄せるように、左腕は初戦同様に初回から2つの三振を奪うなどエンジン全開だ。「追い込めば自分の形にできる」と自信を見せていた通り、切れのある直球と最大の武器である縦のスライダーを駆使して、2回、最後の打者から4つ目の三振を奪うと、そこから4回の先頭打者まで5者連続で三振を奪ってみせた。
疲れから後半はやや球が甘くなり、8回には連打で3失点。2点差でなおも二死二塁と最大のピンチを迎えたが、5番・飯田を空振り三振にしとめて切り抜けた。リードした3年生の宇川は「粘り強く、要所要所を踏ん張って投げてくれた」と松井の奮闘をたたえた。