尖閣不法上陸事件 逮捕の7人は強制送還へ



尖閣諸島(沖縄県石垣市)魚釣島に上陸し、出入国管理法違反(不法上陸)容疑で沖縄県警に現行犯逮捕された自称・中国人の男5人は16日午前8時45分ごろ、第11管区海上保安本部の巡視船で那覇港(那覇市)に到着し、約1時間後に下船した。県警は5人を那覇、豊見城、与那原、浦添の4署に移送し、上陸目的や背後関係などについて本格的な事情聴取をしている。


今後の処理には、送検と、入管に身柄を引き渡しての強制送還があるが、日本政府は早期に強制送還の手続きを取る方向で調整しており、一両日中にも強制送還される見通しだ。

 逮捕されたのは、いずれも自称で自営業、方暁松(35)▽元香港区議員、曽健成(56)▽労働組合理事長、伍錫堯(45)▽専門学校教師、盧松昌(60)▽社会活動家、古思堯(66)の5容疑者。県警によると、5人とも「魚釣島は中国の領土であり、逮捕は間違い」などと容疑を否認しているという。

 巡視船の到着後、男5人は一人ずつ船から下ろされ、個別に警察車両に乗せられて各署へ移送された。その際、5人は大声で中国語で叫んだりしたが、大きな混乱はなかった。

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