- [PR]
事件
【中2自殺】「恐怖感じる間なかった」襲撃男取り押さえた大津市職員
2012.8.15 23:49
(1/2ページ)
「恐怖を感じる間もなかった」-。大津市の教育長襲撃事件で、逮捕された私立大の男子学生(19)を取り押さえた市教委の男性職員2人は15日、当時の状況をこう語った。澤村教育長は血まみれの状態で男子学生と組み合い、3人がかりでようやく取り押さえたという。
証言によると、澤村教育長は午前7時50分ごろ、教育長室に出勤。ほぼ同時に男子学生が自然な様子で部屋に入り、直後に叫び声が聞こえた。教育長室の近くにいた市教委教育総務課主事(28)がすぐに部屋に入ると、澤村教育長は顔から血を流し、男子学生と組み合っていた。
男子学生は、両端に木片がついた針金を所持しており、澤村教育長が両手で針金の取っ手部分を必死に押さえている様子も目撃。主事は「教育長の首を絞めようとしているように見えた」という。
「助けて! だれか来て」と主事が大声を出すと、騒ぎを聞きつけて入室した学校教育課副参事(52)が、凶器の針金を取り上げ、澤村教育長が馬乗りになり、主事が左手を押さえて男子学生を床に組み伏せた。
このニュースの写真
関連ニュース
- [PR]
- [PR]