酒気帯び運転:千葉県職員の懲戒免職「重すぎる」東京高裁
毎日新聞 2012年08月16日 21時08分(最終更新 08月16日 22時08分)
公務員の飲酒運転を巡っては、06年に福岡市で起きた幼児3人死亡事故後、全国の自治体で厳罰化が進んだ。これに対し、公務員側が処分取り消しを求めて提訴するケースも相次ぎ、最高裁は09年9月、酒気帯び運転で略式命令を受けた兵庫県加西市職員の懲戒免職処分を取り消す決定を出した。それ以降、複数の自治体で処分基準を見直す動きが出ているとされる。【鈴木一生】