アップルとサムスン両CEOに協議を要請-特許訴訟で米判事
8月15日(ブルームバーグ):知的所有権をめぐる米アップルと韓国サムスン電子の裁判で米裁判所の判事は、陪審員が審議を開始する前に両社の最高経営責任者(CEO)はもう一度話し合うべきだとの認識を示した。
カリフォルニア州サンノゼ連邦地裁のルーシー・コー判事は15日、「両社のCEOが電話で話し合うよういま一度要請する」とし、「双方にリスクがあると考えられる」と加えた。
コー判事は今年、アップルのティム・クックCEOとサムスン電子の崔志成CEOに直接会って話し合うよう命じた経緯がある。ただ当時の協議では和解に達しなかった。
コー判事はこの日、「少なくとも、もう一度話し合ってみる価値はある」と述べた。
判事は、陪審員による審議は21日にも始まる可能性があると語った。
原題:Apple, Samsung Judge Asks CEOs to Talk BeforeDeliberations (2)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:サンフランシスコ Joel Rosenblatt jrosenblatt@bloomberg.net
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更新日時: 2012/08/16 04:09 JSTニュース一覧
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