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宇治市 大雨被害の地区で食中毒か
8月16日 6時3分

宇治市 大雨被害の地区で食中毒か
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14日の大雨で電気と水道が止まっている、京都府宇治市の炭山地区で、15日夜から16日にかけて、下痢やおう吐などの症状を訴える住民が相次ぎ、21人が病院に運ばれました。
消防によりますと、いずれも命に別状はないということですが、市は、集団食中毒の可能性があるとみて調べています。

16日午前0時ごろ、14日の大雨で浸水や土砂崩れなどの被害が出た、宇治市の炭山地区で住民から、「下痢やおう吐などの症状を訴える人が相次いでいる」と、救急搬送を要請する連絡が消防に入りました。
このため、救急隊や救助隊が医師と共に現地に入って、すべての世帯を回り、症状を訴える人を宇治市や京都市の病院に運びました。
消防によりますと、運ばれた人は15日夜から16日にかけて、合わせて21人に上りますが、いずれも命に別状はないということです。
この地区には120世帯、330人が住んでいますが、14日の大雨で電気や水道などのライフラインが止まっています。
また、土砂崩れで道路が塞がれ、緊急車両を除いて行き来ができなくなっていて、市の災害対策本部が食料と水を配っているということです。
市は、集団食中毒の可能性があるとみて原因を調べています。

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