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火炎瓶事件 自殺の男を書類送検へ
8月17日 4時40分

東京電力の調布市の営業センターなどに相次いで火炎瓶が投げつけられた事件で、警視庁は、事件後に自殺した50代の無職の男が関わった疑いが強まったとして、近く火炎瓶処罰法違反の疑いで書類送検する方針です。

ことし4月、東京・狛江市にある「電力中央研究所」の通用門の脇で炎が上がり、付近にガラス瓶の破片が散乱していたほか、6月には調布市の東京電力調布営業センターで玄関のドアが焦げるぼやが起き、近くに油のようなものが入ったガラス瓶が落ちているのが見つかりました。
警視庁は、いずれも火炎瓶が投げつけられたものとみて、捜査を進めてきました。
警視庁によりますと、目撃情報や現場近くの防犯カメラの映像などから、狛江市に住む50代の無職の男が浮かび、男の自宅のパソコンには電力会社に対する恨みを書いた文書が保存されていたということです。
任意の事情聴取に対して、男は容疑を否認し、先月、自殺したということです。
警視庁は、死亡した男が2つの事件に関わった疑いが強まったとして、近く、火炎瓶処罰法違反の疑いで書類を検察庁に送る方針です。

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