韓日中子ども童話交流:東京で出発式
毎日新聞 2012年08月16日 19時35分(最終更新 08月16日 23時04分)
17日から韓国・慶州で始まる「韓日中子ども童話交流2012」(運営協力・毎日新聞社)の出発式が16日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれた。日本、中国、韓国の小学生が童話や絵本作りを通じて交流する企画で、日本の小学生33人を含む3カ国の児童計100人が、23日までソウルと慶州の名所・旧跡を巡りながら友好を深める。
韓国の教育科学技術部(日本の文部科学省に相当)が主催し、日本の国会議員による「子どもの未来を考える議員連盟」などでつくる実行委員会(委員長・河村建夫衆院議員)が共催。初の海外開催(中国)だった昨年に続き、10回目の今年は初の韓国開催になる。
出発式では、日本の児童代表で、北海道北斗市立石別小6年、其田浩平君(12)と山梨県身延町立西島小6年、佐野二葉さん(12)が「言葉の壁を乗り越えて友情を築き、三つの国が仲良くなれるように頑張りたい」とあいさつした。【袴田貴行】