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大津市教育長、襲われけが…19歳大学生逮捕15日午前7時50分頃、大津市御陵町の同市役所別館2階の教育長室で、出勤してきた沢村憲次・市教育長(65)が、部屋に入ってきた男に鉄製のハンマー(柄の長さ30センチ)で頭を殴られ、右目の上を切る軽傷を負った。騒ぎを聞いた市教委の男性職員(28)がその場で男を取り押さえ、駆け付けた滋賀県警大津署員が殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。 発表では、男は、さいたま市在住の私立大1年の男子学生(19)。調べに対し、大津市の市立中2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題を巡り、「インターネットやテレビでいじめの報道を見て、教育長が真実を隠していると思い、許せなかった。殺してやろうと思った」と供述。2週間前にさいたま市を出て、ホテルに泊まったり、野宿をしたりしながら大津市に来た、と話しているという。 同署によると、沢村教育長が部屋で着席した直後に男子学生が入室。教育長が席を立つと、男子学生がハンマーで殴りかかってきたといい、職員が駆け付けた時、沢村教育長は頭から血を流しながら、男子学生を押し戻すようにしていた。 男子学生は針金(長さ約50センチ)の両端に木片を付けて握れるようにした自作の道具も持っていた。 教育長室のある別館2階には市教委事務局があり、出入りは自由だった。 沢村教育長は、中学2年の男子生徒が昨年10月に自殺した問題の対応にあたってきた。全校生徒アンケートでは「自殺の練習をさせられていた」との回答があったのに市教委が公表していなかったことが今年7月に発覚。教育長は「いじめと自殺の因果関係はわからない」と発言し批判され、その後、「自殺の要因の一つにいじめがあると思う」と述べていた。 (2012年8月15日 読売新聞)
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