'12/8/16
科捜研職員が証拠捏造疑い 和歌山県警、過去の資料流用か
和歌山県警は16日、県警科学捜査研究所(和歌山市)の男性研究員が、証拠品の鑑定結果を捏造した疑いがあるとして、虚偽公文書作成、同行使などの疑いで捜査を開始したことを明らかにした。
県警によると、研究員は、交通事故の捜査で繊維や塗膜片の鑑定結果を報告する際、過去に使った資料をそのまま使い、上司の決裁を受けた疑いがあるという。
警察による証拠品捏造では今年3月、大阪府警の警部が強盗強姦事件の証拠品のたばこの吸い殻を捏造したことが発覚している。