御前崎海岸に巨大漂着物 宇宙船?関心集まる

(2012/8/16 09:03)

 御前崎市の御前崎海岸で、不思議な形の巨大漂着物が打ち上げられ、市民らの関心を集めている。現在は「海に流れ出て船舶などに衝突する危険を防ぐ」(市環境課)ため、ロープで固定している。
 漂着物は円柱が途中で折れたような状態。円部分の直径は2メートルほどで、中心部に50センチほどの穴が開いている。素材はプラスチックのような硬い板で、表面全体に貝のような付着物がある。
 市によると、13日に市民から「海岸に大きな物がある」と連絡が入ったため職員が確認し、海岸を管理する県袋井土木事務所(袋井市)に伝えた。漂着物が何か、いつ打ち上げられたかは分かっていない。航路にあるブイなどの可能性を指摘する船舶関係者もいる。
 御前崎市が14日、インターネット上の交流サイト「フェイスブック」の市公式ページで「まるで宇宙船のようにも見えます」と掲載し、多くの反響が寄せられた。漂着物があるのは御前埼灯台から西に約1キロの海岸。同事務所は今後の対応について、「物が何かも分からないので検討中」としている。

打ち上げられた巨大な漂着物。市民の関心を集めている=御前崎市の御前崎海岸

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