2005年02月09日

尖閣諸島

尖閣諸島の灯台、政府の所有・管理に 所有者が放棄ということで、尖閣諸島の所有者の歴史を、この「尖閣諸島の領有権問題」というすばらしいHPでちょっと勉強しました。

1895年 無人島の尖閣諸島の内、魚釣島、久場島の沖縄県編入閣議決定

    福岡県八女郡出身の実業家古賀辰四朗氏からの国有地借用願に対し、
    魚釣島、久場島、30年間無償貸与決定
    
    古賀辰四朗氏による開拓開始

1918年  古賀辰四朗氏死去、息子の古賀善次氏が開拓継続

1926年  無償貸与期間切れ、1年契約の有償貸与に変更

1932年  古賀善次氏から、魚釣島、久場島に加えて、南小島、北小島の
     払い下げ申請があり、有料で払い下げ実施
     この頃、再び無人島になる

1972年  古賀善次氏に子がいなかったため、島を売りに出す。
     南小島、北小島を、古賀家の知り合いで、
     埼玉県大宮市の大地主で結婚式場「菱屋会館」のオーナー
     栗原家に、島の自然破壊をしないという条件で約4600万円で売却。

1978年  古賀善次氏死去、妻の花子氏が魚釣島を栗原国起氏に売却

     栗原国起氏は、昭和政財界フィクサー菅原通済の秘書だった。
     「城山三郎の「乗取り」に登場する「自称映画俳優、
     大蔵省公認文士、放送タレント、売春撲滅協議会長、
     財界世話業」こと篠原明秋という怪人こそ菅原通済
     その人をモデルにしたもの」と。


1988年  古賀花子氏死去、古賀家の財産は遺言により栗原国起氏に譲渡
    
     (現在の登記簿上の所有者)     
     魚釣島、南小島、北小島:栗原国起氏
     久場島:栗原和子氏(国起氏の母)
     大正島:財務省



尖閣諸島・琉球・中国―分析・資料・文献 日中国際関係史

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Posted by sh-ky at 2005年02月10日 12:13