１６日午後２時５０分ごろ、神奈川県藤沢市鵠沼海岸１の鵠沼海水浴場の５０〜６０メートル沖合で、横浜市職員、釼持（けんもつ）忠夫さん（５９）＝同県座間市＝がうつぶせに浮いているのをライフセーバーが発見し、居合わせた人が１１９番通報した。釼持さんは病院に運ばれたが死亡した。県警藤沢署によると、釼持さんは職場の同僚やその家族ら約２０人で海水浴に来ていたという。

　また、同日午後５時４０分ごろ、同県茅ケ崎市汐見台の海岸で、泳いでいた川崎市の専門学校生の男性（２０）が行方不明になった。県警茅ケ崎署などが行方を捜している。同署によると、男性は友人らとバーベキューに訪れていた。海にうつぶせで浮いているのを友人が見つけたが、間もなく姿が見えなくなったという。【山田麻未】