尖閣上陸問題 香港テレビ局記者も同行、上陸の様子を生中継
香港の活動家など14人の沖縄・尖閣諸島の魚釣島への上陸には、香港のテレビ局の記者も同行し、上陸の様子を生中継で伝えていた。
香港フェニックステレビの記者は「今、上陸した。1人が中国国旗を島に立てようとしたが、日本側に取り押さえられた。別の1人が、国旗を奪って走っている」などと伝えた。
活動家らが12日に香港を出発する時から船に同乗していた香港フェニックステレビの記者は、魚釣島に上陸する活動家らの様子を、衛星電話を使って克明に実況した。
また、上陸を果たしたあとの船長の声や、活動家らが所属する団体の香港本部の様子も伝えている。
抗議船の船長は「日本人が、どれだけ船で囲んでも、怖くないということを見せることができた」などと話した。
香港の反日団体関係者は「船が島に着いたぞ。やったー」と話した。
この団体は、15日の会見で、日本に対して、「魚釣島を盗んだ泥棒だ」と批判のトーンを強めている。