既存ユーザーへの 25GB 無償容量アップ手続きと共に、(β版)クライアント " SkyDrive for Windows " を試用開始しましたので、これもレポートしてみます。
○既存ユーザーなら、無償で 25GB 容量を更新獲得今回の更新により、クラウド的な同期 Web ストレージ機能は強化された訳ですが、一方で無償登録によるユーザー容量は「 25GB ⇒ 7GB (それ以上は有償)」と激減しています。
ただし、従来から SkyDrive を利用しているユーザーに対しては、今まで提供となっていた容量= 25GB が無償獲得が出来るようですので、必要な方は是非お試し下さい。
更新したのですが・・・うっかり画像を撮り忘れたので、ネットからの拾い物です。

最新ログオン時に出て来るこの画面で、該当ユーザーには画像コメント位置にアップグレードボタンが出現します。
あとは、それをクリックして更新するだけですね。
※公式には
「 4月 1日 時点で 4GB 以上利用のユーザーは、手続きにより 25GB 容量へ移行できる」となっているようですが、私が試した際には「最小で数百 KB 、最大で 1.9GB 利用の 3 アカウント全て」 25GB への更新が可能でした。※
この際せっかくなので、数十 MB の動画を 9 ファイル、計 450MB をブラウザ上からアップロードしてみました。
「ブラウザ画面にドラッグアンドドロップするだけ」という、判りやすい操作法は秀逸なのですが・・・
ファイルを一旦選択すれば、後は放っておくだけだろうと受信箱に移動しようとしたら

こんな警告が・・・(移動した場合の実動作は確認してませんが)
こうした利用には、別途ブラウザを開くなどの対策が必要かな?
○ " SkyDrive for Windows " (β版)クライアントについて次いで、 PC 向けの本命? " SkyDrive for Windows " クライアントを試用してみます。
※ 4/27日 加筆修正※
私が確認した時点での Windows クライント配布は以下ブログからでしたが、 4/24 日深夜から?公式 Apps ページでの配布になっていたようなので、一部を加筆修正します。
一応、正規配布版?を上書きしてみましたが、その状態でのクライアントバージョンはβのままで、挙動にも変化は見られません。
MS 純正ソフトですから、今後は Windows アップデートによって更新されるのでしょう。
同クライアントは Windows 8 世代での標準的な Web バックアップ機能を指向している?

現時点は
公式 Apps ではなく Microsoft オフィシャルブログにて公開されています。
マイクロソフト " Building Windows 8 " より
Making personal cloud storage for Windows available anywhere, with the new SkyDrivehttp://blogs.msdn.com/b/b8/archive/2012/04/23/the-next-chapter-for-skydrive-personal-cloud-storage-for-windows-available-anywhere.aspx
ダウンロードリンク:
SkyDrive for Windows (preview)http://g.live.com/8seskydrive/windownloadhttps://apps.live.com/skydrive/app/9a65e47d-606a-4816-a246-90f54bf7a3eaただし、あくまで 「プレビューリリース(β)版」 ですので、その点はご承知置きを。
○インストール手順さすがに Microsoft 純正だけあって、シンプルかつ明快なインストーラーです。
ダウンロードした SkyDriveSetup.exe ( Windows クライアントの場合)を展開。

「使ってみる」をクリック

ユーザー ID を記入(または「新規登録」)し、 「サインイン」 をクリック

既定フォルダで良ければ「次へ」をクリック
標準では C ドライブ 「ユーザー」 直下に、新規で 「 SkyDrive 」 フォルダが作成されます。

任意設定したい場合は、 「変更」 をクリック (画像では 「マイドキュメント」 を開いています)
なお、このフォルダ作成時点でインストールはほぼ完了しており、同時に PC 上フォルダと SkyDrive 側との Web 同期が始まります。
任意設定したフォルダに既存ファイルがあれば、当然そのまま同期転送されますので、一応留意のこと。

最終設定は、同期フォルダへのクラウド・リモートアクセスの許可・不許可設定です。
試したい機能に応じ、画面のチェックを操作します (既定はチェック=アクセス許可)
○要するに 「 Dropbox 」 クローンなの?メニューやアイコン、或いは(表面的な)動作感
「全てにおいて Microsoft 版 Dropbox 」 といった印象。

インストール直後に出る、トレイアイコンの案内表示

ツールバーアイコンをクリックした時の表示メニュー

SkyDrive フォルダのエクスプローラー表示
何と言うか・・・ Dropbox ユーザーなら、全く違和感なく使えますねぇ。 (苦笑)
ただ、同ユーザーとしてコメントさせてもらえば、 「似て非なる」 内容かな。
正直、 「(見た目だけは)素晴らしく良く出来たクローン」 という感想です。
類似ということでついでに、過去 Dropbox に不満を抱いた PC ユーザーの誤解を挙げておきますね。
同クライアント= 「 SkyDrive フォルダ」 は 「同期= PC と Web 上の両方に保持」 するのであって、 「 Web だけに保存=アップローダー」 するものではありません。
同フォルダはそのままドライブ容量を消費しますし、 PC 上からファイルを削除すれば、当然に Web 上からも削除されます。
単純に 「 Web ストレージ= PC ドライブ容量を圧迫しない」 用途を希望するのであれば、 「ブラウザでアップロードして PC ドライブからは削除する」 という手法になりますので、同クライアントは無用です。
○未だ不安定(不明瞭)な動作についてブラウザで動画をアップロードしていて気付いたのですが
SkyDrive には画像表示(スライドショー)の他に、動画プレーヤーもあるようでした。
※ 4/27 日加筆※
同期が完了したので再確認したところ、クライアントによってアップロードされた動画ファイルについてのみ、正常な再生閲覧が可能でした。
ただし、今更新以前にアップロードしたファイルについては、以下の不安定な挙動となるようです。ただし、この動作が不安定というか不明瞭でして、ファイル名をクリックすると
その 1 :ダウンロード or 再生ダイアログ (一般的な Web 動作) が出現、は良いとして
その 2 : SkyDrive のプレーヤー画面が出る
のですが・・・バッファリングが始まるように見えるものの、殆どがエラー終了します。
ここでの要注意点は、バーに出る 「詳細」 をクリックしないこと!
「役に立たない検索結果が表示される」 だけならともかく、ここから SkyDrive 画面に 「戻る」 ことが出来ません。
「表示可能なファイル種別を確認」 出来る?と思った私は愚かだったようです。
ちなみに、再生可能な同期には時間が掛かる?とも考え、古いファイルも試しましたが、ダメなものはダメ。

一つだけ表示可能な MP4 形式ファイルがありましたが、一概に MP4 ファイル=再生可能ではないようです。
不可解というか、未だ実用ではない機能でしょうか?
○ファイル文字列 (記号) には制限がある?※ 4/27 日加筆※
クライアントによる同期が完了しましたが、やはり同期出来ないファイルがあります。
正確な原因は不明ですが、以下の 「ファイル名に含まれる全角記号」 起因と思われ、該当記号をリネームすると正常同期されることも確認しました。
同期に失敗する場合は、ファイル文字列の変更をお試し下さい。
ただ、不思議な事に全角 「" ダブル クォーテーション」 については問題ない模様。
ついでに言うと、同期順は大きさではなく、ファイル名によって左右されるようです。
同期の進行具合を確認していてふと気になったのは、この 「
×」 記号。
アイコンと動作が酷似する Dropbox だと、この記号は同期途中のシャットダウンなど「一時的な同期の失敗(未完)」であって、やがて解消されるのですが、どうも SkyDrive では特定ファイルにのみこの記号が付いており、ファイルの大きさに関係なく、時間が経っても解消される様子がありません。
共通するのは 「:コロン」 「?クエスチョンマーク」 など、 (もし半角なら) Windows ファイル名に使えない記号が入ったファイル名なんですよね。
実は未だフォルダ同期が未完なのですが、もしかすると他デバイスとのデータ互換などから、対応文字列に制限がある?と感じる次第でした。
○試用での全体感想僅か半日の速攻レポートにて、理解・説明不足はご容赦頂くとして。
現状では多少の不具合?はあるものの、全体として素晴らしい完成度で実に使い易いですね。
後塵を拝することになった Google Drive との今後比較は楽しみですが、少なくとも以前レポートした
「 Yahoo! ボックス」より遥かに優れていると感じます。
( Yahoo! ボックスは旧仕様より使い辛く、アクセス不具合もあって、有用とは程遠い印象ですが)
なのですが・・・上記のように 「 Dropbox との酷似っぷり」 には笑っちゃいました。
まぁ逆に、持論だった 「クラウド・ストレージ= Dropbox 最強説」 が、業界の巨人マイクロソフトさんによって証明された?とも感じられるのは、なにやら感慨深いかな。
でも実際の中身は、根本的な部分でちょっと違うんですけどね。
なお併せて興味深かったのは、従来ユーザーの99.9% 以上が、 7GB 未満の利用というデータレポート。

コレは「無償容量が 7GB に減っても不満はないハズ」という正当性の自己評価なんでしょうが、まぁ確かに Web 上で数 GB 単位以上をやり取りする上で、実用上不満のない速度のサービス(回線及び応答サーバー)なんて、仮に数年先でも存在しないでしょう。
例えば数十 GB のデータなら、ネット経由より USB メモリで郵送した方がずっと早くて安いってのが、紛れも無い事実。
だからこそ形式とか容量ではなく、「どう使えるか?」が重要なんですが・・・
ま、それを決めるのは私ではありませんから、今後この分野での各社の展開を見守ることにします。
※ 4/26日 追記 Google Drive ※
本日付けで Google Drive の利用可能通知が届いてました。
ネット告知では 「順次拡大」 という表現でしたが、 「通知」 希望したアカウントだけが利用可能になりましたので、早めに試したい方は 「スタートページ」 にアクセスして、 「通知」 を希望しておくべきかと。
https://drive.google.com/start
使えるようになったのですが・・・
コレって(今のところ?) Gmail アカウントとシームレスに繋がる画面ではなく、用途も主として Google+ など Google 独自の Apps 系と連携するのがウリのようで、 そもそも Google ヘビーユーザー向けという気がします。
私には使えない (正直、使い道が思い浮かびません) ので、使わないかな?
個人的には、サードパーティに以前からある、 Gmail Drive プラスαな感じだと良かったんですが・・・
viksoe.dk - GMail Drive shell extensionhttp://www.viksoe.dk/code/gmail.htmという訳で、今もって揺るぎなく 「 Dropbox 最強説」 を唱えておきますね。
今回も + 500MB の Dropbox 紹介リンクを貼っておきます。
http://db.tt/JOVUdafb無償では初期 2GB ですが、各種の容量アッププランを駆使すれば、 16 GB まで増やすことも可能。
大学生さんなんかだと、 25GB ぐらいまでイケるのかな?
「あるがまま」 を使うのなら SkyDrive で十分ですが、 Dropbox では 「もうちょっと別のこと」 も出来ます。
小山 龍介
東洋経済新報社
売り上げランキング: 36593