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尖閣 領海侵犯で残る9人も逮捕
8月15日 21時25分

尖閣 領海侵犯で残る9人も逮捕

沖縄県の尖閣諸島の魚釣島の沖合で、領海に侵入した船に乗っていた、香港の民間団体のメンバーら9人を、海上保安本部は不法入国の疑いで逮捕しました。これで、魚釣島に上陸して警察に逮捕された5人と合わせ、逮捕者は14人となり、警察と海上保安本部は14人全員を沖縄本島に移送し、本格的に取り調べることにしています。

香港の民間団体のメンバーら14人は、15日午後4時前、第11管区海上保安本部の巡視船の警告を無視して、尖閣諸島の魚釣島の沖の日本領海に侵入しました。
そして、午後5時半ごろ、魚釣島に近づいた船から7人が島の岩場に上陸しました。
このうち2人はすぐに船に戻り、沖縄県警察本部は島に残った男5人を不法入国の疑いで逮捕しました。
さらに海上保安本部は、魚釣島から離れようとした船を午後6時40分すぎに巡視船2隻で挟み込んで停船させ、船にいた男9人を不法入国の疑いで逮捕しました。
これで14人全員が逮捕され、警察と海上保安本部は全員を巡視船で沖縄本島に移送し、本格的に取り調べることにしています。
香港の民間団体は、尖閣諸島を中国の領土だと主張していて、船には「僅かな土地も失うことはできない」などと書かれた横断幕を掲げていました。

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