【NQNニューヨーク=古江敦子】米高級百貨店のサックスが14日発表した2012年5~7月期決算は、最終損益が1229万ドル(約9億7000万円)の赤字だった。前年同期は836万ドルの赤字。店舗の閉鎖や物流関連施設の開設に伴う一時費用がかさんだのが損失拡大の主因。これらの費用を除くと損失額は前年同期とほぼ同じだった。
売上高は前年同期比5%増の7億411万ドル。小売業の成長力を示す指標である既存店売上高は4.7%増とまずまずだった。衣料品や靴、宝飾品などの販売が底堅かった。ただニューヨーク市5番街にある旗艦店の増収率は、全社の既存店売上高の伸びを下回った。
売上高総利益率は37.2%と、前年同期の38.0%から低下。恒例の夏のバーゲンに伴う値下げが響いた。閉店費用などの特別項目を除く1株損失は0.05ドルと、市場予想(0.09ドル)より小幅にとどまった。
百貨店、決算、最終損益
日経平均(円) | 8,925.04 | -4.84 | 15日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 13,169.07 | -3.07 | 15日 10:57 |
英FTSE100 | 5,839.85 | -24.93 | 15日 15:56 |
ドル/円 | 78.85 - .86 | +0.29円安 | 15日 23:52 |
ユーロ/円 | 96.76 - .80 | -0.47円高 | 15日 23:52 |
長期金利(%) | 0.820 | +0.030 | 15日 15:29 |
NY原油(ドル) | 93.43 | +0.70 | 14日 終値 |
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