ブログ内検索

  • Google

    WWW を検索
    ブログ内を検索

メンバーの裁判

« 大転換あるいは大投資のチャンス | メイン | 沼田市の地震対策と市長の仕事 »

2012年6月27日 (水)

思い切った大転換・大投資を

 戦前米国がいわゆる大恐慌でデフレに陥ったとき、ローズベルト大統領はニュー・ディール政策を打ち出し、4年でデフレを脱却しました。ニュー・ディール(カードの新規撒き直し)が功を奏したのか、それとも戦争景気によるものが大きかったのか識者によって評価がわかれるようですが、デフレを抜けるには思い切った投資を行うしかないようです。手っとりばやい話、戦争が最も効果的なわけですが今日米国以外の国で対外戦争ができる国などありません。
 東北大震災は大変な禍でしたが、これを復興することは日本民族の使命と考えるべきです。小生が考えるには、東北に新しく国を建てるほどの覚悟でかからなければ、真の復興にはなりません。及び腰で、おっかなびっくりの現民主党政権では瓦礫の片付けすら進まず機会を逸するでしょう。私は300兆円を超える超大型予算を組み、教育、研究開発、医療、福祉の世界的拠点を作るぐらいの構想で東北再建に乗り出すべきだと考えます。3メートルの盛り土をしてその上に町を作るなどという小さなことで大騒ぎするのではなく、東北大学をもう二つ建設し、世界中から留学生を受け入れ、ノーベル賞級の学者をどんどん呼んで来て自由に研究と教育に専念してもらう。つまりかつて中国東北に満洲国を築いた日本人の能力を結集し、今度は自国領土内に新たに国家を建設するのです。

 民主党は小心翼翼、財政規律の回復など唱えて消費税の増税をやろうとしてますが、こんな財務省の手下みたいな政権はぶっ潰さねばなりません。現代金融資本主義のグローバルな世界で、米国の誘うTPPなどに騙され、農業を犠牲にするなど亡国政策の極みです。日本人が溜めこんだカネをいまこそ投資し、知の楽園を東北に建設すべきです。アジアの一大学術・福祉センターを建設するのです。コンクリートから人へ、の無内容のスローガンに振る回されることなく、公共事業を盛んにし、ニュー・ディールも顔負けの展開を決意すべき時が来ています。アメリカのニューディールではTVAの巨大ダムを造りました。日本の新ニュー・ディールでは、東北全域を緑豊かな田園地帯とし、豊かな住環境を造り、農業漁業を中心に据え、そこから派生する産業を育てるべきです。田園環境と学術・科学研究の振興は決して矛盾しません。(峯崎淳)

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.kazelog.jp/t/trackback/308121/29289629

思い切った大転換・大投資をを参照しているブログ:

コメント

全く同感です。此のブログを、衆・参議院、全議員に周知させたいものです。其の手段方法は
有るでしょうか? 国政段階で、政策として決定すれば実行可能です。
(大東亜戦争参戦・敗戦体験者)

This does look promiinsg. I'll keep coming back for more.

コメントを投稿

2012年8月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック