景気が良くなったら
増税し福祉と年金や医療費の増加分を賄う。そう民主党政府は言っているらしい。このままでは自然増分も払えなくなるのでともかく消費税だけでも上げなければならない!財政は入りを図って出るを制するのが基本である。入りを図るのは正しい。問題は出るを制しているかだ。公務員数の削減、議員定数の削減、何一つやらないで、増税だけするというのでは納得がいかない。借金で膨れた行政府と立法府そのままに維持しながら、小手先の増税で格好を付けるという考えかたは今の民主党や昔の自民党の惰性政治ですぐ行き詰まる。野田首相や民主党閣僚の面々は、「景気の好転を待って、、、」などと言っているが、景気とは、物の売り買いが盛んになることだ。どんなものが売られ、どんなものが買われるか見通しがあって言っているとは到底思えない。今必要なのは、東北の復興、高齢化した国民の介護、である。人は高齢になれば心身が衰え、人の助けが必要になる。こんな自明のことを忘れているのが政治をやる。頓珍漢なことになる。介護の必要な老人に40インチ大画面の壁掛けテレビは必要ない。スマートフォンも要らない。静かで温かい居室と親切な医者、身の周りの世話をしてくれるひとのほかには何も要らない。こんなひとが増えても、大画面テレビやスポーツカーは売れるはずがない。その他そこらじゅうのマーケタ―(物品販売屋)が市場に喧しく売り出すものは、断・捨・離とかで若い者さえ辟易している。人に必要のないものを売り付けるのが、物売りの技だが、そんなものが売るのは環境を破壊し汚染するゴミにすぎない。
必要なものはないのか? ある。介護する若者。介護人が着るロボット上着。必要は無数にある。
私は1960年生まれなので、高度成長期前の生活も少しは記憶があります。たしかに今の生活と比べたら、不便かもしれないけれど、日々の生活の中で、生きる知恵や工夫の仕方を知らず知らずのうちに身につけた時代だったように思います。
祖父母は手づくりの漬物や味噌を作り、豆腐や納豆も作っていました。冷蔵庫、洗濯機、黒電話etcがなくても生活してきた人の知恵は、今、私の中で活用できるものばかりです。
スマホ不要、携帯電話は電話とメールだけでいい、ゲーム機不要、大画面のテレビは不要、深夜までの放送時間は短縮、コンビニや大型店の夜遅くまでの営業の短縮、大型店は年末年始に休む、自販機不要etc…少し、昔ながらの生活を見直し、家族の時間を大切にしてほしいですね。
介護も、ヘルパー2級から介護福祉士資格を持たないと通用しない時代が来るそうです。質の向上を狙っているようですが、本当なのかは?です。政府はお金がないことを理由に在宅を増やそうとしていますよね!でも、まだまだどこかに隠し金はあると思います。公務員を減らす、議員を減らす、賃金カット、政府が仕分をきっちりやって必ず実施する、八ツ場ダムの建設や北海道新幹線の工事もやめたら、お金は社会保障等にまわせるのに…と思うのですが…間違っているでしょうか?
投稿: 田村 恵 | 2011年12月22日 (木) 23:57