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2011年7月22日 (金)

放射能を怖がる前に

 群馬県内にも放射性セシウムに汚染された牛肉が流通し大きな社会問題になっています。これらの牛肉を食べると実際にどのくらいの影響があるのでしょうか。

 放射線防護学の専門家二人が、解りやすい著書を出版しました。二人とも、反原発の立場で活動をしてきた研究者で、いわゆる御用学者ではありません。


 ネットでの無責任な情報に振り回される前に、こういった立場の専門家の著書を読むことが一番です。それもせずに、放射能怖いと恐れるのは知的怠慢だと思います。
 これを読めば、ネットでの放射能危ない論にはいかにデタラメなものが多いかが解ります。(杉山弘一)

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コメント

野口氏の放射能のはなしを読みました。
確率的影響の項で子孫にも影響が出る可能性があることを知り、あらためて放射能は怖いものなのだなと感じました。

市民27さん
コメントありがとうございます。

 どうしても、「可能性がある」に気持ちが向いてしまうようですね。確率的影響の理解は本当に難しいです。

 たしかに被曝は怖いです。しかし、「放射能のはなし」(野口邦和)を全文読めば、どのくらいの線量を浴びればどのくらい怖いか、我々は事故前にどれくらい浴びていたのか、事故によってどれくらい増えたのか、などを理解することが大切であることが解ると思います。
 広島・長崎でさえ遺伝的影響は確認されていないのですから、それよりもはるかに低い線量の群馬(もちろん福島でも)で、遺伝的影響まで心配する必要がないことは明らかです。
 今大切なことは、被曝のリスクの大きさとそれを避けるための対策(例えば避難)のリスクの大きさを正しく判断し、どちらがより「まし」かの選択をすることです。
 単に可能性があるというだけで被曝のリスクを過大に評価することは決して安全側ではありません。

野口氏は講演会でこんなことも言っています。
http://blogs.yahoo.co.jp/iizakaumare/35514653.html

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