福島原発事故の影響を考える
お知らせです。
原発事故問題についての勉強会をします。本ブログの投稿者が中心ですが、興味があるかたはどなたでも歓迎です。
6月13日(月)13:30から、
場所:たんばら高原のペンション
費用:飲物代 300円
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お知らせです。
原発事故問題についての勉強会をします。本ブログの投稿者が中心ですが、興味があるかたはどなたでも歓迎です。
6月13日(月)13:30から、
場所:たんばら高原のペンション
費用:飲物代 300円
赤道に近いカリマンタン(旧ボルネオ)では放射線量は10msv/年です。しかし、癌になる前に感染症や他の疾病で亡くなってしまうのでしょう。今や世界一の長寿国日本では癌になる確率は1/2、死亡率は1/3ですから放射線被爆=健康リスク(癌発症)という公式から離れられないようです。
広島、長崎に落とされた原子爆弾により急性の外部被曝を受けた約12万人の疫学的調査を基にして国際的な安全基準が作られました。すでにご存じだとは思いますが、チエルノブイリで事故後の甲状腺癌は約6千人です。、事故発生時に乳幼児、小児そして胎内被曝された人です。すぐに退避した子供たちや事故後に生まれた子供たちから有為の甲状腺癌発症は証明されていません。ですから欧米を中心に諸外国が事故後にすぐに避難したのは正解でした。問題になるのは急性の外部被曝とその後汚染された乳製品の摂取による慢性蓄積性の内部被爆線量です。蓄積線量に関しては、人間の持つ遺伝子修復能力を考慮することができます。もしそれが無ければ人類は2万年で全員死亡です。少なくとも我々の祖先は350万追うことができるのです。
結論から言うと100msvは問題なく安全閾です。しかし、ALALAを念頭に於いて日本人の平均的日常生活における被曝線量2.4msv~100msvの間を不確実・不確率な領域として線量に比例してがん発生率が増加するというしきい値無し理論が採用されています。
現在確かなのは1千msv急性に被曝すると誰もが吐き気、下痢、白血球減少、脱毛が生じ7千msvを越すと死亡するという事実です。
文科省の20msvは安全な値です。放射性ヨウ素の半減期は8日、半年で消失します。
3月11日から1週間にどれだけ乳幼児、小児、妊婦が被曝したかの調査が大切です。
蓄積に関与する放射線量はモニタリングを診ても問題ない値です。利根沼田が県央に比べて高いと言われていますが、50歩100歩、チエルノブイリから250k離れた地点でも局所的に高くなるのが被曝のパターンのようですから定期的な観察が必要なのは言うまでもありません
投稿: 登坂雷太 | 2011年6月10日 (金) 12:02
お話を伺って反原発に至った杉山さんの苦しみと誠実さに改めて心を打たれました。さらなるご指導をお願いいたします。
山崎のぶ
投稿: 峯崎淳 | 2011年6月17日 (金) 07:21