ある保守主義者の夢
私は保守主義者だが、行政や政治の専門家ではない。市民社会と権威主義的社会との違いは、個人の自由な意思表示が尊重されるかされないかの違いだと考えている。
私は被災地域全域を『災害特区」に指定することを前回述べた。災害復興にはカネがかかるから、復興税を新設し、5%の消費税とし、現在の消費税に上乗せする。計10%にする。被災害地域は消費税、復興税ともに無税とする。これによって期待できるのは、全国民が東北大災害を自分の痛みとして共有する一方、災害地への買い物旅行をおのずから増やすことである。被災地の自律的な経済復興に役立つだろう。さらに考えられる効果は、すでに陳腐化した自治制度、県市町村制を道州制に変える実験となることである。東北被災地の復興が成った時点で復興税は廃止する。
すでに現地では風評被害がでつつあるという。被災地に行けば物が一割安く買えるということになれば、風評被害など出る余地がなくなろう。被災地に量販店などが押し寄せるが、経済特区の恩恵にありつくには建物を建てるには特区の定める耐震耐津波建築にしなければならない。
こんどの大震災の復興には国の存亡がかかっている。政府は特区をつくるぐらいの意気込みで取り組むべきである。政治家は与野党の争いに憂き身をやつしているときではない。東北をどう復興するか、モノと制度と思想の三つの面から深く研究し、模索を始めるべきである。そこに原子力発電の問題も含めるのは当然である。
同感です。
沼田は車や暖房でガソリンや灯油を多く使うのでそういったものに税金をかけて支援すれば良いと思います。
そして東北大災害を自分の痛みとして共有するためにも、除雪は住民がやれば良いと思いますし、税金を払っていない人は財産を差し押さえるべきだと思います。
投稿: カネコ | 2011年3月22日 (火) 00:46