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2011年3月20日 (日)

勇気と狂気

 片品村の千明金造村長が、地震後すぐに被災者の受入を表明した。18日には大型バス23台で南相馬村に行き、1000人近い被災者を村の宿泊施設で迎えたという。このことは、マスコミでも大きく取り上げられた。
 これまで、私はこのブログ上で、金造村長を批判してきた。しかし、今回は、批判できない。いや、賞賛する。私だけではない、片品村の木暮氏も批判していない。

 かつて、ガリレオは、命がけで地動説を唱えたという。当時の人々はガリレオは狂気と思ったのだろう。それが、勇気であったことは今は誰も疑わない。かつてのガリレオのように金造村長の決定を批判する勇気あるいは狂気を持った人物はいないのだろうか。

 それがいた。星野巳喜雄沼田市長である。「沼田市も片品村に続いて被災者を宿泊施設で受け入れましょう」と進言する職員や議員に対して、「あんなのうまくいくはずねえ」と吐き捨てたというのだ。

 はたして、巳喜雄市長が持ち合わせていたのは、勇気かそれとも狂気か。それが、判明するまでに、ガリレオの時ほど時間はかからないだろう。(杉山弘一)

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勇気と狂気を参照しているブログ:

コメント

批判対象が世間に評価されることをして立場がなくなったからといって別人を批判しても説得力はありません

お隣、みなかみ町の対応です。
http://www.town.minakami.gunma.jp/cgi-bin/amusa?main.Orbis._News.ViewNews%281267%29
【総枠】被災者1,000人無料滞在を受け入れますとあります。

 今日からいわき市に加え、岩手県宮古市、下閉伊郡山田町、上閉伊郡大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市の被災された方々を、自ら移動できる方を対象に300名受け入れるとのことです。
 これは、町長が直接岩手に行って被災民受入を決めてきたそうです。

 何時、被災者の方がいらしてもいいように準備をして待っていますが、市からは何の連絡もありません。今日現在、ふれあい福祉センター の10人だけのようです。
 これでは、アパートなどに個人で受け入れている数の方が多そうです。私も、有料ですが大手宿泊予約サイト「じゃらんネット」が始めた被災地支援プラン特集に参画し、独自に受入を呼びかけました。

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