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メンバーの裁判

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2011年3月 7日 (月)

愚民、暴君、民主主義(その2)

 カダフィは「国民は私を愛している」と言いながら、首都トリポリの市民に現金を配り、公務員の給与を上げ、人気の維持に必死である。わが沼田の星野巳喜雄が職員の給与を群馬県中の最高ランクにし、振興局長なる無意味かつ無益なポジションを一向に廃止しないのも、カダフィのばら撒きと同功異曲である。何しろリビヤと違い、沼田市は群馬35市中34位という貧乏市なのに職員の給与は一流市以上で、財政が厳しい市町村の首長は自分の給料を大幅に減額して頑張っているのに、何の財政努力もしていないのに、自分の給料だけは平然といただいている厚かましさはカダフィ並みだ。

 星野の市政はないも同然で、星野が県に出した財政再建案は財務省のマニュアルの名詞を沼田市に書き換えただけの箸にも棒にもからぬ代物だった。県の担当者は、沼田は馬鹿ばっかりと言われるのもこんな再建案を提出して平気だからです、まじめに考えているとは思えませんね、と呆れている。

 要するに、星野巳喜雄には沼田など眼中にないのだ。星野が密かに狙っているのは国会の議席だというから呆れる。無能で、見え透いたパフォーマンスしか能がなく、口先でぺらぺらあることないことまくし立ててるが、発言にも行動にもなんら責任を取らないのが星野巳喜雄という男である。先の参議院選挙で、自分は自民党の支部長でいながら、みんなの党の上野を応援し、その上野が当選したものだから、図に乗って自分まで国会に出ようとはずうずうしいにもほどがある。こんな支部長を処分できない自民党も落ちた。党の体をなしていないのは、民主党と変わらない。(現職の金子浩隆県議の立候補自民党の沼田支部として推薦しない、という奇怪な句読点がひとつもない手書きの手紙を県の自民党幹事長に送ったりしている。市長が自民党の支部長のままだというのも、市民を舐めきったふてぶてしい居直りであり、その職権を濫用して現職の県議の邪魔をしようとしたのは、傲慢の毒が遂に脳に上がったらしい。検査の必要がある。病気は佐善太にもうつったようだ)

 民主政治の一番の欠点は、愚民を騙すことに長けた巳喜雄のような害虫を駆除できないことである。市長に当選したばかりの巳喜雄は、自転車で出勤するパフォーマンスをやったが、それにころりと騙され、公用車を出勤に使うのを遠慮した謙虚な市長と今も信じているひとも多い。そういう素直な人が愚民になる、というより、愚民にされてしまう。これを避けるには市長を看視するしっかりした市会議員が必要なのだが、沼田の場合これがまことにお粗末なのだ。

 市会議員に当選するには、有効投票の5%位取ればいい。だから字も読めない低脳が当選する。金持ちの親が「うちの馬鹿息子も、黙って座っているだけで金と名誉がもらえる市会議員ぐらいやれるべい」と運動するからだ。市議会をなんと心得ているのかと呆れるが、たしかにそんな馬鹿でも勤まるのが市会議員である。行政の言いなりになっていればよかったからだ。そこをたくみに利用しているのが星野巳喜雄という悪党だ。布施辰二郎を恫喝したと思われるのだが、布施議長は星野の忠犬ハチ公になった。布施には市会議員を辞められない家庭の事情がある。高橋襄典議員が市長が夫人の名義で買った土地を問題にしようとしたとき、布施は職権を濫用して高橋の爆弾質問を不発に終わらせた。臭いものに蓋をしたのである。布施は市長に恩を売って己の保身を図ったつもりだろうが、その副作用として沼田の民主主義はさらに後退したのである。これも脳病組である。

 星野は高橋襄典が病に倒れた今、暴君の性格を一層色濃くし、翼賛議会をほしいままにしている。定数が減った議員は星野に意地悪されるのを怖れ、手も足も出ない。

 去る3月1日沼田に中之条町の入内島町長が来て講演を行った。利根沼田JC(青年会議所)の永井則吉理事長の招待で、中之条町が運営している中之条大学について語ってもらったのだ。夜七時から九時まで公民館の4階で行われたこの講演会に沼田の市会議員は一人も見かけなかった。青年会議所があんな馬鹿どもを呼んでも意味がないと思って招くのを止めたという話は聞いていない。招いたけど来なかったのだろう。中之条の入内島町長は弱冠四十歳で町長に当選した人で、現代芸術家たちを集めて行う中之条ビエンナーレの成功で注目された。確かに町の雰囲気はにわかに活気を呈している。この町長の町経営は沈滞しきった沼田の市経営とはあまりにも対照的で、来賓席に座っていた星野巳喜雄は、まともな神経の持ち主であれば、居たたまれぬ思いがしたであろう。青年会議所の永井則吉という人物がどんなひとなのか私は存じ上げないが、星野の市政批判をも意図してこの講演会を開いたのだとすれば、なかなか根性があると思う。利根沼田JCも大学の講座のようなものを沼田で開講しようと計画している。沼田に最も欠けているのは知性であると、市民の目はかねて指摘してきた。永井君が考えている市民大学がどんなものなのか、どんなものになるのかは、まだわからないが、沼田の一番明らかな欠落部分に何らかの手を打とうという試みが出てきたことには期待したい。市民大学の企てに行政が全く関わっていないのも珍しい。しかし、沼田市が口をだしたりすれば、なるものもならない、とわかっていて、JCが独自で計画しているのであれば、その通り、と認めざるをえない。星野巳喜雄は己の選挙運動の足しにならない事業には全く関心がない。JCの企画が成功すれば嫉妬から潰そうとしかかるだろう。市民大学の成功をバックに永井君が市長に立候補する日が来ることを願う。

 星野巳喜雄は一切の政治活動から退くべきである。君には政治家に必要な資質がない。悪知恵はあっても頭は悪く、志と決断力、実行力が三つ揃って欠けている。野心と嫉妬心と劣等感の陰謀政治家は要らない。即刻市長を辞し、政界から引退すべきである、沼田のために、そして民主主義のために。(峯崎淳)

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峰崎氏の鋭い論評に共感する所多し・・・議会は一般質問中で明日が最終日。ほしの佐善太議員がトリで登場する。已喜男市長後援最大会派リーダーの質疑(4年の任期で初めて)を注目したい。

4月の統一選挙の議員立候補に向け駆け込み質問をする議員も居るようだ。定数減で熾烈な選挙が予想されるが50日の議会活動で高給だけを求める議員は要らない。
14日からは予算審議だ、行政を厳しくチェクする議員が求められている。

永井則吉氏を、氏名検索しました。

川場村永井酒造専務工場長2011年沼田青年会議所29代理事長所信表明を読みました。

沼田市長として、待望するとした峯崎淳氏の慧眼に驚きました。

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