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いじめ受けたと警察に被害届8月15日 16時13分
東京・清瀬市の中学校で、去年10月当時、中学3年生の男子生徒が、同級生から首を絞められるなどのいじめを受けたとして警視庁に被害届を出しました。
被害届を出したのは、東京・清瀬市にある私立の中高一貫校に通う15歳の高校1年生の男子生徒です。
警視庁によりますと、男子生徒は中学3年生だった去年10月、同級生の男子生徒から首を絞められたり、たたかれたりするなどのいじめを受けたということで、14日、東村山警察署に暴行の疑いで被害届を提出し受理されました。
男子生徒は、いじめが原因で強い不安などが生じる精神的な障害が出て自殺未遂を繰り返したと話しているということで、警視庁は、同級生や学校側から事情聴取を行うなどして捜査することにしています。
学校の話によりますと、男子生徒は、同級生や下級生にトイレで体を蹴られたり、更衣室でズボンを脱がされたりするいじめを受けていて、学校では、相手の生徒に対していじめをしないよう口頭で注意するなどの対応をとってきたということです。
学校の校長は「生徒側から訴えがあるたびに適切な対応をとってきており、被害届を出されたのは非常に残念だ。ほかの生徒に動揺が起きないよう引き続き適切に対処していきたい」と話しています。
この学校では、以前通学していた中学生の男子生徒が繰り返し暴行を受けて大けがをしたとして、今月8日、被害届を出していて捜査が進められています。
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