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2010年10月30日 (土)

沼田市の学校図書館

 5年前、私はわが子が通う小学校の校長に「図書室はひどいですね。あれは、図書室ですか。倉庫かと思いました。本は古い。表紙は破れ、汚れている。いつ購入したのかわからないくらい古い本が多い。絵本は子どもがほとんど読めるものはない。新刊は業者が入れたと思われるセットものの資料ばかりだ。部屋は暗いし、しかも空き教室を利用している。ひどすぎませんか。」と話をした。すると校長は、予算が削られて困っている。図書予算だけは削るなと、教頭に話をしている。」と言った。本の選定も良くないことを言うと、教えてくれと言われたので資料を渡した。この実態でまだ教育予算が削られていると聞いて、私は本当にひどいことだと思った。

 あれから5年、沼田市はさらに教育予算はおろか図書予算も削られていると聞く。削りようもないだろうと思う。市教委はクマ鈴一つ買うにも予算の捻出に苦労をしているようだ。

 私は17年前他県から引っ越してきたが以前すんでいた地域の学校図書館と沼田市の学校図書館を比べると、天と地くらいの差がある。図書館教育の進んだ地域は、市が雇った司書教諭が各学校に配置されている。季節や月、行事ごとに環境整備されいつも教室は明るい。子どもが読みたい本がたくさんそろい、本が生きている。本を選ぶことが出来ない子どもには司書教諭が選んでくれる。そして、子どもたちの心の相談室も担っている。司書教諭のプロ性は高く、中には自分で本を出版したり、文学講座を企画したりする職員もいる。一度視察に行けばすぐにわかる。

 振興局長制度、職員給与、ファミリーサポートセンター等々、自分のためには市民の税金を平気で無駄遣いし、逆に本当に市民にとって必要な予算を削る星野市長に図書予算を削るな、教育予算を確保しろと言っても話は全く通じないだろうと思う。であれば、一日も早い辞任を求める。(ざしきわらし)

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コメント

星野巳喜男のやっていることは、児童に対する虐待である。犯罪行為なのだ。児童から未来に羽ばたくチャンスを奪うほど悪質な泥棒はいない。それを巳喜男は白昼堂々と法律に守られて
沼田の子どもにやっている。
許せない。どんな言い訳を用意していようと。この犯罪は許すわけには行かない。

津久井教育長は、これまで議会で「教育は子どもに夢を与えることだ。」という発言を何度もした。しかし、この『沼田市の学校図書館』の状況では、子どもに夢を与えることが出来るとは思わない。津久井教育長は、議会で形式的な答弁や観念的な答弁ばかりしないで、教育予算を確保するための言動を取っていくことがより大切な仕事であるはずだ。

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