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メンバーの裁判

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2010年9月18日 (土)

沼田市議会日記( 2010 年/ 9 月)その1

 9月議会を3日間傍聴し、数名の市会議員の一般質問を聞いた。感想を述べたい。
 1日目と2日目は、午前中の早い段階では傍聴席はいっぱいだった。1日目は金井議員の支持者、2日目は地区の区長が多く参加していた。三年前私が初めて沼田市議会を傍聴したときとは、議会の様子は一変した。金井議員と大竹議員は、星野市長に形式的かつ言い訳答弁をだらだらとさせずに、自分の考えを次々にぶつけていった。金井議員は、星野市長に沼田市の財政状況を「このままいけば、夕張化だ。」と発言し、大竹議員は経常収支比率を持ち出して、「毎年、綱渡り状態ではないか。」と言った。

1 金井議員は、グリーンベル21や本町商店街等解決策をことあるごとに提案してきたが、星野市長は策を講じることもなく、流されてきたことを指摘した。新宿区との交流では、やり方次第では経済効果をもたらすことを提案した。金井議員は一般質問の最後に「優秀な職員が500人もいるんですから、寝ずに勉強して経済政策を考えて下さい。お金がなければ、知恵を出すんです。」と星野市長に説教をした。
   傍聴席の参加者によると、本町の立ち退きに毎年およそ3億円を沼田市は投入している。全部が移転するまで50年かかると市の職員が言って回っていると言うのである。

2 大竹議員は、鹿児島県阿久根市の行革を持ち出し、沼田市職員の給与の高さを指摘した。「阿久根市長の給与は、約680万円である。沼田市職員は800万円以上の重役が何人いるか?」 職員の人事配置や教育をどのように行っているのかという質問をした。星野市長は「職員には、いつも市民の皆様に感謝するように。道路愛護デーでは、率先して仕事をするように言っている。」と答弁した。大竹議員は経済政策など専門家を置くことを要望した。経済政策の話の時に、星野市長は全くとんちんかんな答弁をしている。

 大竹議員は、「沼須にテニスコートを作りましょう。」「これからは車道ではなく自転車や歩道の整備が重要だ。」と発言するあたりは土建屋の仕事を増やしたいのが見え見えである。大竹議員は、市長に40分間今までになく、厳しくいろいろと問題を指摘したが、最後に「我々が選んだ市長です。がんばってくれ。」とエールを送った。
   自分が選らんだのならば仕方がないであろう。……つづく。(ざしきわらし)

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沼田市議会日記( 2010 年/ 9 月)その1を参照しているブログ:

コメント

 沼田城建設のように無駄な公共事業や談合が悪いのであって、市民にとって有益な公共事業で土建屋の仕事を増やそうとする事自体は良いことと思います。
 ただし、沼田市は経常収支比率が100を超え、かつ、公債費負担比率が18%を超え地方債許可団体に転落しているのです。公共事業のような政策的な支出をやりたくても自由になるお金が無くて出来ないのです。政策的な支出をやるためには、経常的な義務的支出(人件費など)を減らし自由になるお金を造らなければなりません。
 しかし、市長は一向にそれはやりません。どうしてやらないか。大竹議員には、そこまで突っ込んで欲しかったですね。まあ、次期議長の椅子がかかっていますからね。
 続報をお待ちしています。

長丁場の9月議会が始まった、7日本会議冒頭、市長や議会出席の市幹部職員が一同に起立したので驚いた。
 今年3月まで社会教育課に勤務した職員の着服についての謝罪だった。公務の心構えや職員教育を徹底し当時の上司を処分したと陳謝し頭を下げたが不ぞろいで誠意は感じられない。
単なるセレモニーか!!!

9月は決算審査特別委員会だ、税金を無駄に使っていなかったか事業仕分けを見極める機会だ。 議員諸氏の質問に期待する。

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