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メンバーの裁判

« 環境基本計画書こそ環境悪化の原因だ | メイン | 傍聴席から見た、片品村議会の風景 2 »

2010年6月19日 (土)

傍聴席から見た、片品村議会の風景 1

 8日(火)、3月定例議会初日の光景を再現するように、傍聴席に溢れるほどの村民を迎えて始まった片品村6月定例議会が14日(月)閉会した。前回と同様、今回も誰かがより多くの村民に執行側と議会の蜜月を見てもらいたい、と動員をかけたのだろう。普段、行政には無関心な村民が、きっかけは何であれ、興味を持つことになればいい。たとえそれが三文芝居であってもだ。
 さながら飯塚前教育長の壮行会のようだった前回3月は、星野千里が一般質問に立ち、教育振興基本計画策定の進捗状況や今後の取り組み等を質問した。ひと月足らずで辞めてゆく人間に今後の取り組みを尋ねる愚は、引き継ぐ人間がいるのだから、大目に見るとしても、計画における片品らしさやハートフル事業、山村留学の推進の考えを尋ねたのはいただけない。この女の頭脳から片品の枠がはずれることは、おそらく生涯ないのだろう。
 そもそも、村には就職口がないからと、学校を卒業した村の子供たちのほとんどが外へ出てゆく現実や、リーマンブラザーズ1社が世界を激震させる時代を考えれば、片品の枠で縛るより、子供たちが負わされている地域のハンディをできるだけ除いてやり、外の世界を知らせてやる、今という時代に敏感な感覚を育ててやることが大切なのだ。
 すでに星野千里という存在自体に呆れているから、いまさらこの女の頭脳の程度を見ても驚きはしないが、選挙となれば、こんな女でも応援する奴、責任者にもなろうという奴がいて、無投票といえど、村会議員になれるのだから、それが村の闇のひとつではあっても、片品村は素晴らしい。近代化から取り残された片品らしさに溢れている。
 さて今回は、想像はつくが、誰が動員をかけたかは知らない。3月議会で星野侃三が質問した肺炎球菌ワクチン接種への公費助成について、執行側の答弁は、国の動向も踏まえ、前向きに検討する、というものだった。検討する、ということは、つまり、やらないということだ。国の動向云々は、単なる言い訳である。
 この同じ質問をパクって、今回の議会で飯塚"たいこ持ち"美明が、いつものように金造へのご機嫌伺いをイントロにして質問に立った。果たして、金造の答は「やります」。それはそうだろう、ひとり当たり4000円から8000円かかるといっても、それ以降の医療費の減少が期待できるとあれば、村の七〇歳以上のお年寄り全員に全額助成してもいい。国の動向など、どうこう言う必要もない。おまけのお薦めは、子宮頚がんワクチンの接種だ。こちらはひとり当たり5万とも7万とも聞くが、女の子の数自体がたかが知れているのだから、こちらも全員に全額助成でやったらいい。
 どうだろう、村長。"平成の名村長、千明金造"として、120年の村の歴史にその名が刻まれること、間違いないぜ。ちょっと前なら、1票10万だったそうじゃないか。しかも、全額公費で賄えるとなれば、村長の腹が痛むわけじゃない。公費で、合法的に買収して、3期目も安泰というわけだ。やらない手はないぜ。(木暮溢世)

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コメント

医療費で思い出しました。
 6月議会では、沼田市の国民健康保険料の値上げが決まりました。値上げ反対の請願も出されましたが無視です。
 なんたって、無投票当選ですから、怖いものはない。

“風が吹けば桶屋が儲かる”方式で言えば、国保料上がれば葬式が増える。葬式増えれば巳喜雄が喜ぶ? まっ、冗談ですけどね(笑)。
 記事を読んだある人から、星野千里に怨みでもあるのか、と聞かれました。ないない。怨みもなければ興味もない。あれが一私人であれば放っておく。綺麗なお姉さんは好きだけれど、バカ女は嫌いですから、って好き嫌いで見たりはしないけれど、あんなのが村議をやって報酬(公金)をとっていることがおかしい。あんなのって斬って捨てる理由は、カテゴリーから「片品村」をクリックすれば、あちこちにあの女が登場しますから、暇なときにでも読んでください。いかにろくでもない女かってのがわかりますから。

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