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メンバーの裁判

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2010年4月19日 (月)

沼田市・先生の日公開教育講演会について

 沼田市立の幼稚園・小学校・中学校教職員約400人が一堂に会する「沼田市・ 先生の日」の取り組みが、4月27日午後1時より利根沼田文化会館大ホールで行われる。入場無料で市民に公開する研修会で、内容は、教育論文表彰、優秀教員紹介、学校貢献活動表彰の他、講演会とある。(落合新聞マイタウンたにがわより)

 教育論文と言えば、我が子の学級が崩壊したときのことを思い出す。新任教員の未熟さで学級が崩壊し、子どもは怪我をして帰ってきた。この担任は、前年度もひどい学級崩壊を起こしていた。学校にクラスの様子を見に行くと、このA担任の授業は、どの教科もめちゃくちゃだった。算数の授業は、授業中なのに子どもがけんかをしている。図工は20人余りのクラスだが3,4人の子どもしか見ていない。45分間、彫刻刀を忘れたと言って、ずっと手遊びしている子ども、犬の鼻の部分をどのように書いてよいか分からず机にうつぶせになっている子ども、また彫刻刀の使い方をきちんと指導していないので、子どもが怪我をするのではないかと見ていられなかった。国語では、新美南吉のごんぎつねの授業で赤いチョークで黒板に「ごんはストレスがたまっていた。」と板書した。こんな文学作品の解釈は聞いたことがない。このウソの指導は、後で調べると教育基本法に触れるそうだ。

 授業もめちゃくちゃだったが、この担任は子どもと関係性を作る努力をしていなかった。私は、休み時間に子どもと一緒になって遊んだらどうかとA担任に提言したが、それもしなかった。この学級の子どもたちは、一年間教育権を奪われていたのである。

 担任と校長と保護者の臨時懇談会を開いたとき、校長は次のように言った。「○○先生は、沼田市の研究所に所属し、素晴らしい教育論文を書かれました。」と。校長の立場からすれば、職員を守らなければならない義務でもあったのかもしれないが、ここまでめちゃくちゃな担任の「教育論文は、素晴らしい。」はないだろう。私は、校長に「それは机上の空論ですね。」と言うと、校長は「机上の空論?」と声を上げて笑った。全く笑い事ではない。私は教育論文と聞くと、ついこのときのことを思い出してしまうのである。

 教育論文表彰式?優秀教員表彰式?これは教員の差別化だろうか。沼田市議会のように物言わぬ教員を増やそうとしているのだろうか。公開にはどんな意味があるというのだろう。(ざしきわらし)

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沼田市・先生の日公開教育講演会についてを参照しているブログ:

コメント

先生の日?意味不明ですね。

市のホームページを検索すると出てくるのは、以下のPDFです。
http://www.city.numata.gunma.jp/enterprise/kyouiku22/senseinohi22.pdf
ここの1頁には、4月27日が先生の日と書いてあるのに、2頁目には4月23日とあります。さっぱり解りません。
そこで、改めて、広報ぬまたを見て、23日が先生の日で、27日が先生の日にちなんだ教職員全体研修会らしいことが解りました。

 しかし、先のPDFの最後には、
「(3) 広報等による「沼田市・先生の日」の周知・啓発、①「広報ぬまた」
②沼田市HP、③その他」
とあるのです。
これでは、沼田市ホームページを使って周知啓発をしたとは言えません。

 また、趣旨もまったく意味不明です。先のPDFによれば、先生の日とは、「市民こぞって教職員を支援する機会」のようです。しかし、そのためにやることが、「自主パトロール隊による登下校への支援」です。
 教職員を支援するという趣旨からすると、一般市民が教職員を送迎してあげるのでしょうか。 ああ、あほらしい。

 事業の実することだけが自己目的化してしまっているからこんなあほらしいことが起きてしまっているのです。
 本当に教職員をねぎらおうとするならイベントなど何もせずに、1日ゆっくり休ませてあげるのが一番でしょう。

少子化時代、先生は次世代を担う子供達にしっかり
物事を教えてほしい。年寄りの一年間はどうでも良いが、小学高学年の一年間に及ぶ教育空白は取り返しが出来ない。問題発生時に教育委員会は組織の面子ばかり気にし対策は後手後手だ。
昭和63年頃学級崩壊した沼田小5年を担当した「片野某」教師はいまいずこ・・・・
この時も担任の迅速の交代は無かったのです。

 先生の日? へえ、初めて聞いた。何だろうと思って、PDFを見てみたら、趣旨のところに「市民の負託や信頼に応えるべく・・・」と言いながら、「市民こぞってそれを支援する機会とする日」だって。矛盾してない? 言葉尻をとらえるようだけど、市民の支援を必要とする教師なんか信頼できるわけないじゃん。
 いろいろ読んでいったら「学校支援ボランティアによる授業等への支援」てあるけど、沼田の教師はボランティアの支援を受けないと授業もできないの? 教員免許、持ってるんでしょ? まさか、コネで資格とれたわけじゃないよね? 
採用試験、パスしてるんでしょ? それもコネ? 
 そもそも、この文書を書いたの、沼田市教育委員会の人でしょ。理論も破綻した上、まともな文書も書けないこの程度の知能で教育委員会? こんなんでいいんかい?(って駄洒落言ってる場合じゃないだろ)
 批判は横へ置いといて、一万歩ぐらい譲って、4月23日を「先生の日」とするのも「よし」として、残り364日が「生徒の日」って認識あるの? この文書を読む限り、大人たちの目を気にしているのはわかるけど、子供たちのことが念頭にあるとは感じられないんだけど、どうなの? 市長があれで、教育委員会がこれ? 沼田でも教育委員会までが学芸会かって、片品の木暮さんに笑われるよ。

 はい、片品の木暮です。
 笑う、なんてとんでもありません。ただ呆れているだけです(笑)。一応、私もPDFを読んでみましたが、まず思ったのは、沼田の教育委員会は、この程度で給料をもらえるんだ、ということ。これに呆れました。
 杉山さんのおっしゃる通り、意味不明です。趣旨も確かに矛盾があるし、そもそも、なぜ「先生の日」なのか、目的がわからない。これを書いた人は、果たしてわかって書いているんでしょうか。だとしたら、「伝える」ということをもっと勉強した方がいい。
 現場の先生たちは、立場上、この教育委員会の意向にそわなければならないんでしょう。お気の毒ですね。内心、バカじゃねえか、って思いながら、ひたすら我慢しながら、転勤の日を待ち続けるのでしょうか。お疲れさま、です。
 ついでに、デザイナーの立場からひと言。1ページ目は要りません。余計なことはしない方がいい。PCが発達して、ソフトが良くなって、素人でもデザインごっこが簡単にできるようになりましたが、内にないものは逆立ちしても出てはきません。伝えるべきことに関する理解がなくて、確たる目的もなくて、伝える方法も知らなくて、おまけにセンスもない。だから、これです。

コメントありがとうございます。学級崩壊について続けます。
 このA担任は問題教員だったが、学校経営にも問題があった。
 ①前年度ひどい学級崩壊を起こした担任に学校長は、次年度もクラス担任を持たせた。
 ②私が初めて学校に様子を見に行ったのは1時間目の途中だったが、子どもの騒ぐ声は二階の教室から一階の校長室の所まで聞こえていた。校長や職員は、このA担任の授業が成立していないことやクラスが崩壊していることは、充分把握できたはずである。にもかかわらず、1,2学期間放置していた。
 ③私は、学校長に一年間保証されなかった学力を次の5,6年に実力のある教員を配置し、2年間かけて保証するすることを要請した。校長は、自分が異動しなければ約束すると言ったが、異動したときは分からないと言った。校長は異動した。
 ④5年の担任は、授業の基本を理解できていない50代の女性教諭と20代の講師の男性教諭だった。この20代の男性教諭は、公開授業の時子どもと雑談ばかりしていた。そのうちに子どもが、「先生、トイレに行っていいですか?」と言って、6,7人教室から出て行った。見回りにきた校長にどういう事かと問いただすと、校長は、「気をつけます。」と言った。まともな授業をしていない担任と管理職としての仕事をしていない校長である。私は、どうしようもない学校だと思った。
 この学校は、このときから2年後また別の担任によって学級が崩壊した。
 わたしは、市教委が「先生の日」を作って、教育論文や優秀教員の表彰をすることよりも、各学校の児童生徒の日々の教育活動が充実しているかどうか実態を把握し、指導していくことが最優先であると考える。沼田市市教委は、一番重要な職務を怠っている。

 4月27日のイベントでの講演会のテーマや講師、そして紹介された優秀な教員や表彰された方々等、その内容が知りたいのですが、ご存じの方はいらっしゃいませんか?
 

 詳細は広報ぬまた4月号にあります(以下)。
http://www.city.numata.gunma.jp/magazine/22-4/2204_16-17.pdf
 講師は、日本教育大学院大学客員教授 北川達夫さん、テーマは「これからの時代に必要とされる学力とは何か」~フィンランドのグローバル・コミュニケーション 教育入門~。 

 星野市長の「先生の日」の教職員研修への参加は、選挙運動以外の何者でもない。沼田市教委は、教育界から政治家を排除すべきである。教育の中立性から考えると違法である。
 三期目に入った星野市政であるが、二期までの間星野市長は、教育に関して何をしてきたか。
 教育功労者である児童文学者の岩崎京子氏の面談の時はめちゃくちゃな挨拶をし、いじめ問題では逃げるだけ逃げ回り、教育予算は削れるだけ削った。沼田市民の子どもの教育環境は、最悪である。そんな人間が教職員研修に参加して、一体何を挨拶するというのか。参加する資格はない。
 沼田市内の小中学校の入学式、卒業式、運動会等に必ず、市長や市会議員が参加して児童生徒の前で挨拶をする。これは、教育の中立性から考えると違法である。選挙運動以外の何ものでもない。私は、沼田市議会を何度も傍聴したが、真面目に教育を考えている政治家は一人もいない。勉強不足も甚だしい。そんな政治家が教育現場に何をしに来るというのか。保護者としては、大変迷惑な話である。
 市教委が選ぶ優秀教員の規準は、意味不明である。教育研究論文表彰教員のうち、2名を私はよく知っている。一人は授業が下手な教員、もう一人は非常識な教員である。

 ざしきわらしさん、さしでがましいようですが、ちょっと感情的過ぎはしませんか。
 18日の告示日に無投票当選が決まっているのに、27日の「先生の日」への市長の参加が選挙運動って、更に今から4年後を狙っているというわけ? 市教委は教育界から政治家を排除すべきって、じゃあ、日の丸君が代をいまある形にした自民政権をどう位置づけるの? 高校無料化なんて言っている民主政権の位置づけは? 教育の中立性はわかるけど、市長が教職員研修に参加することを違法と断ずる根拠は、○○法の第○○条? あんな男でも、とりあえず行政の長なんだし、市教委は行政の他の部門と同次元ではないにしろ、行政の一部門ではあるんだから、市長面させてあげれば?
 市議会を何度も傍聴には、行ったことがない私は「ご苦労様」としか言えないけど、真面目に教育を考えている政治家は一人もいないとか、勉強不足も甚だしいとか、多分、その通りだろうと思うけど、だいたい座っているだけで質問もしない議員が真面目に考えているか、どこまで勉強しているか、わかるわけないじゃん。実はこっそり勉強している奴がいるかもしれないって、まあ、ないね(笑)。
 最後にある研究論文表彰教員、一人は授業が下手、一人は非常識って、何を基準にどう下手で、どう非常識なの? そう断定するざしきわらしさん、もしかして、表彰されなかった先生(笑)? いっそ二人の名前出しちゃえば?って、書いているざしきわらしさんが本名出してないんだから、出せないよね。
 ちゃかした書き方で申し訳ないですけど、もう少し冷静に、断ずる根拠をきちんと示して、論理的に書かれれば、説得力も出るんじゃないですか。このままでは、自分の考えを押し付けるモンスターペアレント路線と大差ないような気がしますが。

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