日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 格闘技
  2. ニュース

格闘技のRSS

ボクシング金の村田、銅清水をプロが表彰

 日本プロボクシング協会(JPBA)が、ロンドン五輪金メダリストの村田諒太(26=東洋大職)と銅メダリストの清水聡(26=自衛隊)を表彰することが13日、分かった。プロ団体がアマ選手を表彰することは異例だが、48年ぶりの金メダル、44年ぶりの銅メダル獲得の偉業をプロアマの枠を超えて敬意を示す。日本アマチュア連盟の許可を得た上で、U-15(15歳以下)全国大会(9月2日、東京・後楽園ホール)に2人を招待し、子供たちの前で表彰式を行う。

 五輪メダリストへの表彰は、同じボクシング界の団体として、当然の決定だった。JPBAの大橋秀行会長(47)は「アマチュアの方々の許可を得た上ですが、村田選手と清水選手の快挙は今後のボクシング界の普及、盛り上げにもつながる。プロアマの枠を超えて祝福したい」と話した。

 史上初の44年ぶりの銅メダル、48年ぶりの金メダルは、プロアマ雪解けの影響も大きい。長らく断絶状態だったが、2年前から協力態勢を確認し、積極的な交流を始めた。五輪前、村田はWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(32)からボディーブローを教わり、清水も元WBA世界スーパーバンタム級王者の下田昭文(27)とスパーリングをこなした。

 2人のメダリストはU-15(15歳以下)全国大会に招待する予定だ。2年前からプロだけでなくアマも大会をサポート。プロ側がレフェリー、アマ側はジャッジを務めるなど協力してジュニア強化を図ってきた。プロアマ雪解けの象徴的な大会だけに、表彰の舞台としては最適になる。

 JPBAとしては2人のメダリストに加え、8人の現役世界王者も招待し、プロアマ合同の「祝勝会」「決起集会」にする計画も進める。プロアマのトップが集結すれば、大会に出場する15歳以下の子供たちに夢と希望を与えられる。大橋会長は「メダリストを表彰することで、プロアマ交流をさらに深めたい。4年後のリオ五輪を含め、今後も多くのメダリストが誕生することに協力していきたい」と話した。

 [2012年8月14日9時24分 紙面から]





10,290円
通勤快足 TSUKINKAISOKU スタイリシュビジネスシューズ (ブラック)
ショップへLOCONDO
8,400円
テクシーリュクス texcy luxe 防水ビジネスシューズ (ブラック)
ショップへLOCONDO
7,350円
テクシーリュクス texcy luxe ヒールアップビジネスシューズ (ブラック)
ショップへLOCONDO


購読申し込み