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2010年3月 8日 (月)

『沼田市はどん底まで落ちる?』-金井議員の一般質問-

 金井議員の一般質問に対する星野市長の答弁を聞いていると、沼田市はどん底まで落ちる?、落ちるしかないことを痛感した。沼田市の経済は、群馬県内12市中最下位、全国約1800市町村の中で下から13番目だそうだ。

  ①金井議員 「市長、振興局制度は市長が条例改正案を出せば、見直しが出来るんですよ。」
   市長    「合併時の経緯がありますから……。」の一点張り。
  ②金井議員 「沼田市職員の給与について、県内で太田市の次で2番目に高いんですよ。」
   市長    「職員にも生活がありますから。」
  ③金井議員 「沼田女子高生へのアンケートによると、将来沼田に残りたくない、残るか分からないと言う学生が大半です。市長はどう思いますか。」
   市長    「アンケートの取り方や信憑性がどこまでかと言うことがありますが、自分が若い頃は文化活動もしましたし、朝市もやりました。」
   金井議員 「市長、それは高度経済成長期の昭和40年代の話でしょう。今とは状況が違うでしょう。それに市長には他の人にはないバイタリティーがありますが、今の学生は市長ほど強くないんですよ。」
  ④金井議員 「市長、あなたは選挙の天才です。山本一太国会議員のブログによると選挙で戦いたくない4人の中の一人だそうです。」
   市長    「……。」 
   どうしてか分からないが、市長は感極まって言葉が出なかった。
  ⑤金井議員 「三選のマニフェストを早めに出したらどうですか。」
   市長    「法令に従って、告示後に出します。」
  ⑥金井議員 「市長はどんな街作りを目指しますか。」
   市長    「明るい元気な街作りを目指します。」
   他、グリーンベルの問題など、金井議員は40分間市長に次々と質問を投げかけ、意見を出した。緊迫感があり、これまでにない一般質問であった。机上に分厚い資料も積まれていないし、大声を張り上げることもなく、お母様も欠席で、淡々とよくしゃべった。

 しかし、よ~く考えると振興局制度?職員給与?経常収支比率?……これらは市民の目の杉山氏が星野市政を批判し、提言されてきたことばかりである。金井議員が市長に最後に投げかけた言葉「市長、三選して4年間勤め上げて下さい。絶対任期を全うして下さいね。途中で逃げ出したりしないで下さいね……。」 ? これはたしか、木暮氏がよく言う、「沈みかけた舟から一番先に逃げ出すねずみの話」だ。
   金井議員はよく勉強している。市民の目のブログをよく読んで勉強している。コピー力はバツグンだ。

 金井議員は職員給与発言の時に傍聴席に向かって言った。「市民のみなさんは、ご存じないかも知れませんが、議員は5%給与カットしているんです。来年の市会議員選では、5人人員削減するんです。」 これは私は失言だと思う。一般質問は傍聴席とは関係ない。市長に対して発言するのみである。金井議員は、財政立て直しは人件費削減しかないことを市長に強調していたが、市会議員の無駄については、一度も意見を言わなかった。沼田市議会議員の3分の2以上は一年間ほとんど一度も発言しないで椅子に座っているだけだ。市会議員の約20人は必要ないと言うことだ。行革は先ず足下からもすべきだ。金井議員の一般質問も結局はパフォーマンスでしかない。

 傍聴席のある男性が言っていた。「振興局長二人、一度も顔を上げない。」すると別の男性が「前に座っている連中は、みんな1000万円だよ。」と言った。振興局長二人は、後ろめたさがあるから顔が上げられないのだろう。午後もずっと下を向いたままだった。沼田市小中学生5000人あまりの教育費がどれだけカットされてきているかを考えると星野市長の答弁は、通常の人間の感覚とかけ離れている。沼田市は落ちるところまで落ちるしかない。と痛感した一日だった。(ざしきわらし) 

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『沼田市はどん底まで落ちる?』-金井議員の一般質問-を参照しているブログ:

コメント

「沼田市職員の給与について、県内で太田市の次で2番目に高いんですよ。」
来年度は沼田市がダントツの一番になるでしょう。
太田市は来年度は臨時職員の雇用見直しや管理職手当の削減など人件費で十三億八千万円を削減するそうです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20100210/CK2010021002000071.html
沼田市はまったく反対で臨時職員の雇用を増やし、正規職員の給料5%アップですから。
またこんな記事もあります。
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001003050006
「こんなに話のわかる市長はいない。」(某沼田市職員)。

傍聴席が満席と思ったら鋭い見方をする方が居るものですね。当局も議員もこのような市民が居ることを忘れるな・・・
市長感極まって涙声・・・。こっちが泣きたいよ、街なかは寂れぱなし、GB21は廃屋に成りかねない、そして福祉予算のカット、職員給与のお手盛り、これでは市民は土佐の下級武士と同じだ。
次の議会傍聴記に期待する。

金井議員 「市長、振興局制度は条例改正案を出せば、見直しができるんですよ」。
市長    「合併時の経緯がありますから……」。
一市民   「お前の頭脳は、あのときから止まったままか」。

金井議員 「沼田市職員の給与、県内で太田市の次で2番目に高いんですよ」。
市長    「職員にも生活がありますから」。
一市民   「5万人の市民にも生活があるんですけど」。

金井議員 「市長には他の人にはないバイタリティーがありますが…」。
一市民   「バイタリティーだけじゃない、知能の欠損もずる賢さもあるぞ」。

金井議員 「市長、あなたは選挙の天才です」。
市長    「……」。
一市民   「感極まっている場合か。要するに、口先三寸で市民をうまく騙しているってことだろ。騙される方も騙される方だけど」。

金井議員 「三選のマニフェストを早めに出したらどうですか」。
市長    「法令に従って、告示後に出します」。
一市民   「つまり、いまは何も考えていないってことだろ」。

金井議員 「市長はどんな街作りを目指しますか」。
市長     「明るい元気な街作りを目指します」。
一市民  「お前は小学生か。街灯増やして、リポD配るか」。

金井議員 「市長、三選して4年間勤め上げてください。絶対任期を全うしてくださいね。途中で逃げ出したりしないでくださいね」。
一市民  「いまさら葬式に顔出す意味もないから、最期は、遠くから線香の一本でも、ってか」。

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