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2009年12月28日 (月)

肺炎球菌ワクチンと沼田

 肺炎球菌ワクチンは一本打ってもらえばほぼ一生効くから、医者の間では一生ワクチンと呼ばれることがある。これは老人の健康維持に目覚しい効果がある。問題は値段が六千円から八千円と高いことだ。いいと分っていても高くて手が出ない老人も多い。

 全国で初めてこのワクチンに助成金を出したのは北海道の瀬棚町という小さな町だ。町が補助した結果、一本三千五百円で打てることとなり、六十五歳以上の接種率が六十パーセントになった。当初は町の財政負担が増すだけと覚悟していたが、実際は違った。町の高齢者医療費は、約110万円だったものが、77万円まで激減したのである。四十パーセントも減ったのである。

 沼田の市会議員にも、先の議会で、このワクチンに助成し、奨励したらどうかと提案した人がいる。結果がどうなったか、私は聞いていない。
 
 この施策の是非を判断するには肺炎球菌ワクチンとはどういうものななのか、ある程度の勉強が必要である。酔っ払い運転なんかしている暇があったら、全国の実状がどうなっているかぐらい調べたらどうか? 中卒の学歴しかなくても、少し努力すれば理解できるはずだ。分らなければ、医者に聞けばいい。勉強がいやなら、議員も辞めるべきだ。沼田はそんな低能に高給を払う余裕はない。

 因みに、瀬棚町に肺炎球菌の助成を提案したのは村上智彦さんという町立診療所の医者であった。町村合併で町長が代わると、新町長と意見が合わなかった村上医師はを辞任してしまった。住民から「辞めないで」という署名活動が起き、署名数は旧瀬棚町の人口の1.7倍にも達した。
 村上医師が地域医療を成功させる鍵と信じているのは、「住民が自分の町に愛着を持つこと」だという。(毎日新聞12月28日号より)

 沼田の議員は沼田を本当に愛しているのだろうか? 本当に市に愛着を持っているなら、市政の現状にいても立ってもいられない、と思うのだが・・・(峯崎淳)

 

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コメント

本日のアクセス450件だ。「市民の目」は眠る事は無い!!! 筆者指摘の通り12月議会で田村議員がワクチン接種を提案した。市長答弁はいつものウヤムヤ答弁であった。3議会で再度の質問を期待する。所轄の田村民生部長よ仮に沼田の老人13,000人に3,500円補助したら\45,500万円だ。
これで老人医療費が削減が出来るとしたら・・・。猛勉強をしてほしい。
議員全てが「ペケ」とは言わないが三分の二の議員は無用の長物だ。

議員の三分の二が無用の長物という見方はきわめて精確な数字である。なぜなら、白沢・利根の振興局長を廃止する案が出されたとき、これに反対した議員が16名だった。つまり、26名のうちの16名は、沼田の現状がいかに危ういものであるか、の認識がない。廃止に賛成したのはわずか、6人。誰が反対し、誰が棄権し、誰が賛成したか、いずれ市民の目は実名を公表し、緊急避難にも近いこの案件を潰した犯人を名指しするつもりである。市民を土壇場で見捨てた議員たちは、なぜ見捨てたか、弁明をいまから考えておいた方がいい。

お詫びと訂正
28日付け28番議員のコメントで補助¥45,500万円とあるが、正しくは¥4550万円です。お詫びして訂正します。

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