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2009年11月17日 (火)

『週刊朝日』に登場した片品村村長「千明金造氏」

 週刊朝日11月13日号に、片品村戸倉ダム問題のことが掲載されていた。保坂展人、前衆議院議員が萩原一志氏の案内で現場を歩くというものである。

 週刊朝日の記事によると、「住民の強い反対を押し切って進めた八ツ場ダム。国の中止表明にすぐさま、東京千葉などの知事はこぞって反対した。ところが、6年前には同じ知事たちが、八ツ場ダムと同じ群馬県内の戸倉ダム建設から謎の撤退をしていた。」というものである。また、建設が始まっていた戸倉ダムの事業中止の引き金を引いたのは、埼玉県の上田清司知事だった。「水需要がなくなった。」「地質が悪いから。」というものだった。保坂氏はこう続けている。「八ツ場ダムこそ地質、水質の点でブレーキをかけなければならないのだが、上田知事は逆に推進の旗を高々と掲げていることが分からない。」というものである。

 週刊朝日に4ページにわたり、戸倉と八ツ場の二つのダムのことが掲載されている。最後に千明金造村長のコメントが、写真入りで出ていた。「…前任者である(星野)村長は、戸倉ダムが中止になったので、命を落としたようなものです。小さな村ですから、期待していたダムが中止になると、村長の責任だとなる。相当参ったんでしょうね。2005年9月に亡くなった。田舎というのは、都会の目線とは違うんです…。下流都県の人たちには、水源を守っているわたしたちの努力をもっと知って欲しい。わたしたちは下水道にお金をかけて、水をきれいにして川に流している。その良い水が飲める受益者は、下流都県の人たちなんです…。」
 保坂展人、前衆議院議員を案内したのは、戸倉ダム撤退の経緯を最もよく知る人物、萩原一志氏、写真入りで以上のコメントを出したのは、千明金造村長である。
 ダム中止と前村長の死を結びつけ、ダム中止は村長のせいだと田舎(片品村)では言われると言っている。片品村村民は戸倉ダム中止の経緯を説明しても理解できない村民なのだろうか。千明村長は、片品村民の悪口を全国紙に語っているように思える。
 また、下水道にお金をかけて、水をきれいに流している?自分の畑に環境汚染物質を埋めて、開き直っていたのは千明村長ではなかったか。千明村長本人が、週刊朝日に出て喜んでいるかのように見えるが、読者は、また何か馬鹿な発言をしているとしか読むことが出来ない。千明村長は、全国紙がどのようなものか分かっていないようである。

 「週刊朝日におもしろい記事が出ている。」と私に知らせてきたのは、九州の友人である。この滑稽さは文化人を理解できない沼田市の星野市長とどこか似ている。ところで、千明村長は、八ツ場ダム建設推進派?それとも建設中止派?

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