「沼田市政に未来はない2」-沼田市議会は議会ではない-
9月市議会・決算審査特別委員会(教育部)を傍聴した。その報告をしたい。
9月24日(木) 午前10時~12時、午後13時~14時過ぎ(約3時間)
○ 市長、教育長の答弁なし
○ 市議会議員 一般質問者27名中8名、沈黙議員残り19名
〔質問内容〕
○真下議員…柳波賞事業について
回答者 …応募者数○○人
○宇敷議員…放課後子ども教室推進事業について
回答者 …沼小広場スクール、薄根わくわくスクール
○大竹議員…図書館管理事業について
回答者 …貸出利用者○○人
○井ノ川議員…社会体育施設管理事業につて
白沢野球場の使用が少ない理由について
○金井議員…利南運動広場整備事業について
沼田市がテニスコート予定地として5億円で買った土地がコスモス畑になっているということである。今後も建設予定はないそうである。(5億円の無駄使い発覚)等々
ほとんどの質問は、質問とは言えない。議員が事前に調べて、把握できる事実である。その事実を元に、意見を言うことが議会での質問であろう。また、金井議員は、なぜ市長に意見を求めなかったのだろうか。
沼田市の教育問題は、山積している。いくつかあげてみたいと思う。
1.1年半前に起きたいじめ事件の隠ぺい
担任・学校長・市教委は社会的制裁を受けることはなかった。星野市長と津久井教育長はなぜ県会議員の面談に応じなかったのか。政治的関与はあったのかどうか。
2.小中学校の備品代予算0円
学校長や教職員から、予算がどんど云削られて、困っているという話を聞く。備品とは以下のようなものである。
机・いす・戸棚・暖房器具・体育用具(跳び箱・マットなど)・遊具・動物購入費など
これらは、どれも必要なものばかりである。もうずいぶん前に聞いた話がある。用紙代は、備品代ではないが、沼田市内の中心部の小学校では、事務職員が教職員に、「紙の使いすぎです。」と怒って注意するという。用紙は保護者へのお便りや児童のテスト問題を作る時に使うもので、教員はだれも無駄使いはしてはいなかった。しかし、そこまで言われると仕事の意欲がなくなるということだ。しわ寄せは児童生徒に行っている。
3.学級崩壊
ある小学校は、学級崩壊を3年連続起こしている。一つの学校で3年連続学級が崩壊するということは、他校でも起きている可能性が考えられる。その原因は何か。
4.食育教育
沼田市は食育教育を、教育方針の中で取り上げているが、具体的にどのような取り組みをしているのだろうか。以前、食育教育の第一人者「幕内秀夫氏」の講演会を市内で行ったが、津久井教育長に案内を渡すと、以下のように言われた。「また勉強することが一つ増えた。パンが好きな人もいる。」と、市民が案内を持って行っても、「です・ます」体の丁寧な言葉使いすらできない。教育長が勉強することは、当然の仕事である。全く子どものような人物である。
※この幕内氏の講演会には、数名の市会議員の参加あり。
5.家庭の教育力の低下について
6.不登校児童・生徒について
等々、沼田市の教育問題は、挙げようと思えばきりがない。
教育は、政治の最重要課題の一つではないだろうか。沼田市政をつかさどる人々は、教育に無関心である。約3時間の議会の間、星野市長と津久井教育長の答弁は全くなし。沈黙議員19名。一般質問をした議員は8名であるが、ほとんど内容が貧困なものである。居眠りしているような雰囲気であった。沼田市議会は、議会と言えるだろうか。
ペンネーム ざしきわらし
こんな愚か者を教育長にした星野市長の責任は重いぞ。幕内秀夫は、日本人の食がおかしくなったことがさまざまな健康問題の原因と考え、どうすればいいかを徹底的に究明した人だ。その提言は今日の学校給食を考る上で極めて示唆に富む。その代表的著作は読む気になれば、一晩で読める。これを「勉強」と考える低能に教育長の資格はない。津久井など見識どころか常識すらない。お粗末市長のお粗末人事の見本だろう。こんな市政を手を拱いて見ている議員も、月給泥棒だ。市民の子供に災難が振りかかているのに、なんという情けない野郎どもだ!
投稿: 峯崎淳 | 2009年10月23日 (金) 19:09
現在の市議会そんなものでしょう!次回から議員は5名減の22名になるが当然だ。議員は行政運営のチェクが仕事だが勉強していないから質問が出来ない(勉強している議員は三分の一のみだ)。発言しない議員(税金泥棒と思われる)も三分の一いるのだ。
議会を傍聴すれば議員は傍聴席を気にする。
政権交代で政治手法は変った、勉強しない議員は市民が求める行政事業の仕分けも出来ないよ。
投稿: おかめ八目 | 2009年10月23日 (金) 21:16