トップページ社会ニュース一覧市職員の不法投棄で撤去命令 千葉市
ニュース詳細

市職員の不法投棄で撤去命令 千葉市
8月15日 8時5分

千葉市の職員2人が花火大会の会場に残されたごみを片づける際に、コンクリート片などおよそ30個を水路に不法に投棄したとして、千葉市は職員が所属する課に今月中に水路から撤去するよう命じました。

千葉市によりますと、今月4日に美浜区の幕張海浜公園で開かれた花火大会のあと、会場のごみを片づける際に市の集客観光課の40代と30代の男性職員2人が、コンクリート片やブロックのかけらなどおよそ30個を会場から6キロほど離れた水路に捨てていたということです。
職員2人は「市には保管場所も限られるし、環境への影響はないと思った」と話しているということですが、千葉市産業廃棄物指導課は廃棄物処理法に違反するとして、14日、2人が所属する集客観光課に対し、捨てたコンクリート片などを今月中に水路から撤去するよう命じました。
集客観光課がある千葉市経済農政局の渡部淳嗣局長は「法令を順守すべき立場の市の職員が不法投棄を行い、市民の皆様におわび申し上げます」と話し、再発防止に努めたいとしています。

[関連ニュース]
このページの先頭へ