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メンバーの裁判

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2009年10月10日 (土)

不毛な議論は、やめてくれ。

 片品に引っ越して6年5ヶ月たった今日、私がこのブログに書いたものを読んだ上で、面と向かって異論反論?をぶつけてくる人物がいた。大歓迎である。考え方は人それぞれなのだから、異見をぶつけ合うことが互いの理解につながる。それが男と女であれば、理解を越え、色好い関係にもつながろうというものだ(笑)。と言っても、それを望んじゃあいないが。
 「いみじくも、村長の名前を呼び捨てにするとは何事だ」が彼の言い分だった。犯罪者でもない人間を呼び捨てにするなど、常識に欠けると、彼は怒った。永田町にもすねに傷持つ奴らばかりなのだから、村長に多少のことがあったって、それが何だ、とも言った。最後には、老後は役場に面倒をみてもらうのだから、そこを考えろ、と締めて立ち去った。
 一個人としての千明金造と話すときは、おそらく私も「さん」をつけて呼ぶだろうが、そもそも彼と個人的な付き合いはない。どこかで会えば、挨拶をする程度の顔見知りではあるが、それは村長としての千明金造であり、私が彼のことを話すときや書くときも、片品村の首長としての千明金造である。公職にある公的人物の名前を、企業や商品の名前と同等に扱うことがおかしいか。批判を覚悟でもっと言えば、私にとって村長としての千明金造という名前は、スーパーに並んだ「リンゴ」や「ミカン」と何ら変わらないのだ。このブログに書いてきた彼の村政の数々を見れば、腐ったリンゴやミカンは売り物にはならないのだから、引っ込めるしかないだろう、ということだ。
 また、常識に欠けると言うが、私は21世紀の最初の十年が過ぎようとしているいまの日本の常識はわきまえているつもりである。そもそも常識なんてものは、時代や国、地域が変われば変わるものであるが、利根沼田を一歩出れば、どこでも通用しない片品の常識など、屁のようなものだ。臭いだけで何の価値もない。四方を山に囲まれた片品人にはそれがわからないらしい。
 はたまた、すねに傷を持つと言われれば、たたけば埃の出る私も片腹痛いが、国がおかしいのだから、村もおかしくていいという理屈は成り立たない。しかも、私が批判してきたのは個人としての千明金造ではなく、村長としての千明金造なのだ。そこを混同してもらっては困る。もちろん、彼も人間だから、判断を誤ることはあるだろう。問題は、その誤りにどう対処するかだ。「千明金造は、即刻、辞職せよ!」と「千明金造は、村長選出馬を辞退せよ!」に書いた事実は、彼が村長としての資質に欠けていると私が主張する根拠だ。
 今日、私に異論反論をぶつけてきた人物が、最後に言った「老後は役場に面倒をみてもらうのだから」こそ、時代錯誤もはなはだしい。役場が名主で村民は呑百姓か。こんな卑屈な乞食根性が、役場のアホな小役人のお上意識を助長するのだ。ちなみに、私は、痩せても枯れても千明金造ごときに面倒をみてもらうつもりはさらさらない。終の住処と考えての片品移住だったが、いまはもう、こんな腐りきった村の土には絶対に還らないと決めている。
 今日の異論反論の主、立ち去った後に、金造陣営の顧問団のひとりということがわかった。なるほど、それで彼の怒りも想像はつく。他にも想像した通りの顔ぶれが陣営に名前を連ねているし、見知らぬ人も大勢いる。個人的につき合えば、千明金造にもそれなりにいいところはあるということだろう。しかし、それを村長選の尺度にするのは短絡に過ぎる。この4年の千明村政で諮るべきだが、これまで通り、連中の狙いは甘い汁か。
 と、こう書き、懲りずに千明金造を呼び捨てで書いたから、またまた異論反論をぶつけてくる輩がいるかもしれないが、私はいま、戦後64年たった2009年を生きている。異論反論は大歓迎だが、不毛な議論で無駄な時間を過ごしたくはないから、戦前の感覚でぶつかって来られては困る。せめてタイムラグは10年程度にしてもらいたい。(木暮溢世)

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コメント

知識や教養が不足なのは仕方がない。学校の勉強は中学で終ったのだから。千明金造の許せないのは、無知無教養だからではない。不正直で不誠実なことが問題なのだ。村人が同類を村長に選ぶのはいい。しかし、千明金造は果たして同類だろうか?もしそうだというなら、片品の村民は嘘つきで信用できない、ということになる。
利根沼田の政治の最大の問題は、人物がいないことだ。誠実で正直で公正な人物がいない。

 ブログの記述に言いたいことがあるなら、コメントを投稿するのが一般的なルールです。押しかけて「村長を呼び捨てにするとは常識に欠ける」と言った輩はそんな常識すら知らない。
 まあ、それだけのために押しかけてくるとは、平和と言えば平和ですが、対応する方はたまりませんね。
 先日も片品ムラの住民を名乗る方がオンブズマンに用があると言って、私のところに電話をかけてきました。いい加減、こういう非常識はもう止めて欲しい。

 しかし、正面きって言ってきたのは、この6年5ヶ月にして初めてのことですから、そこは感心しています。ただ、反論ではなく、正確には言いがかりでしたけど(笑)。激情性自己制御不能症候群。つまり、感情がほとばしるあまり、理性さよならの状態。
 上毛のオピニオンのときなどは、「自分だけ頭がよくて、他はみんなダメだと思っているんじゃないか」とか、「そういう奴だと思って、相手にしない」とか、「昨日今日来た奴に何がわかる」等々、理屈にもなっていない影での言葉がすべて他の人物経由で聞こえてきました。あるいは、他の人物を装った本人の言葉だったかもしれないけれど(笑)。まっ、そういう人たちが多く住む村ということでしょう。あっ、そうそう、もうひとり思い出した。片品語録にも書いた元闘士。あれもただの言いがかりだった。
 ようするに、四方を山に囲まれ閉ざされた村で、地縁血縁のしがらみにがんじがらめでモノも言えず、喧嘩などはもってのほか。異見があっても呑み込むしかない。日常茶飯の会話はあっても、コミュニケーション能力は育たないということなんでしょうか。気の毒といえば気の毒、地縁血縁のない私が相手だからだとしたら、情けない。

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