沼田の風景
玉原湿原の草紅葉です。
第2次大戦中、玉原湿原には排水路が設置され牧場として利用されました。軍用馬を飼育するためです。戦後、この排水路は閉じられ湿原に戻りましたが、今も水が滲み出ているため最近乾燥化が目立つようになってきました。
このため、湿地には生えにくいイヌツゲやヨシが増えてきています。毎年イヌツゲを撤去する作業が行われていますが、イタチごっごです。
沼田の貴重な観光資源である
玉原湿原をどうやって維持していくか(このままイヌツゲの撤去を続けるのが良いかを含め)が難しい問題となっています。
コメント