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2009年10月 3日 (土)

No Brain, No Gain.

 2日午後1時半からの片品村村長選立候補予定者説明会に出てきた。あっち(現職)とこっち(反村長派)から各2名。こっちの2人の後ろの席に座ると、選管書記長(片品村役場総務課長)から名指しでいちばん後ろの一般席へ、と案内があった。理由を聞くと、一陣営2名までとなっている由。「俺も一陣営だが、それが何か」。村の選管自体が、あっちかこっちかの概念しかないのか、選管自体が所詮はアホな村の小役人なのだから、第三極の他所者を受け入れる度量がないのか、いずれにしろ、村はこういう無礼を平気で働く。実際、4陣営分の資料は机に用意されているのにだ。そもそも私には、産廃不法投棄の過去もないし、自分のしてきたことを自ら否定、隠蔽する姑息な考えもない。言ってみれば、現職よりはるかにクリーン、誰に後ろ指さされる覚えのない、被選挙権を持つ村長選立候補資格保持者だ。
 会が始まると、まず村選挙管理委員会の挨拶の後、法務局沼田支局から選挙供託についての説明、片品郵便局から選挙運動に使用する通常葉書等に関する説明、沼田警察署から2名が来て、選挙違反等がないよう説明があり、ここで法務局、郵便局、警察署が退出し、いよいよ村選管書記より村長選についての具体的な説明が始まった。
 配られた資料の「立候補の禁止等」の項目には立候補ができない4つの条件がある。無能無策はどの条件にも入っていないし、私が昨年10月に5件の情報開示請求から始め、1年足らずの間に9件の異議申立て、1件の監査請求につながり、このブログにも書いてきた数々の村の違法行為もそれらの条件には入っていないから、その最高責任者であった現職にも、立候補の資格はあることになる。そもそも「筋や道義? そんなものはクソ食らえ!」の代表が奴なのだから、まあ、臆面もなく出るつもりなのだろう。
 長い説明会の途中で休憩があり、ロビーでタバコを吸っていると、新聞記者が数名、取材に来た。氏名、住所、職業を聞かれ、職業以外は、告示までは一私人でいたい旨を話すと、「悩んでいる段階ですか」と来た。「悩んじゃあいねえよ」。そもそも、「しなやかなタフネス」をキャッチフレーズにしている私は、出るか出ないかで悩むほど、柔でナイーブじゃない。「考えている」と答えると、記者たちは立ち去った。
 尾瀬国立公園記念事業7つが発表され、4つに企画として疑問を感じた私が、同実行委員会の顔ぶれを尋ねたとき、最初、村は村長の名前さえ空白のままの肩書だけのリストを出してきた。それが情報開示請求につながり、請求した私自身が驚くほど違法だらけの村に異議申立てをすると、村は片品村情報公開・個人情報保護審査会に諮り、その答申を受け、腑に落ちない決定を出してきた。そこで同審査会の氏名を尋ねると、当人たちが「名前は伏せてくれ」と言った。このこと自体が違法なのだが、だから名前は明かせないと、村もその違法を容認し、違法を重ねた。この件については「世間の常識以下?片品の識見」に詳しく書いたから、読んでいただきたい。
 村長の名前さえ空白のまま、審査会の氏名も明かさない、それが違法であることの認識もない、この程度の村の学芸会選挙について、記者に私が答えた「考えている」のは、「ザ・ワン」か「ザ・ネクスト・ワン」か、はたまた「ジ・オンリー・ワン」か、どういう名前で出ようかということだ。実名を名乗るほどの価値もないという意味だ。
 それでも、あっちとこっちが実名で出るというなら、実名を名乗ることの意味をよく考えてからにしてくれ。それは、てめえのケツはてめえで拭く、ということだ。村長になるということは、100人のアホな役場職員全員のケツを拭く覚悟を決めるということだ。5300人の住民全員に、今日よりよくなったと実感できる4年後の明日を約束することだ。バカじゃあ、できねえぞ。
(木暮溢世)

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