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メンバーの裁判

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2009年9月21日 (月)

はっきりしろ

  今日の上毛新聞一面に乗合タクシー休止の記事が掲載された。その中で興味深い表現が目に付いた。

Rimg0043_2(クリックで拡大)

 一つは「試行運行」である。乗合タクシーは試しに運行していただけであって、継続的な運行ではなかったと言いたいのだろうが、これは単なる逃げ口上にすぎない。どうして、はっきりと運行と言えないのか。仮に、本当に試行だとしたら、2003年度から今年まで6年間は試行としては長すぎる。
 二つ目は「休止」である。廃止ではなく休止に過ぎないと言いたいのだろうが、これも単なる逃げ口上だ。「厳しい市財政の中で継続は困難と判断した」としながら、どうして廃止とはっきり言えないのか。
 三つ目はさらにひどい。「市は今年6月から乗合タクシーの継続や廃止を含めてバス路線全体の抜本的な見直し作業を進めており」というのだ。つまり、継続か廃止を決定するために、試行運行を休止するということだ。これでは、なんのことやらさっぱり解らない。
 こういうひとつひとつの表現に市長の優柔不断な性格、決断力のなさが滲み出ているとしか言いようがない。
 一つだけ、はっきりしていることがある。市長が優柔不断ではっきりしないから、財政が悪化し、乗合タクシーを廃止せざるを得なくなったことだ。(杉山弘一)

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